困ったときだけじゃない神頼み

神社参拝だけでなく、スピリチュアルな分野も使って開運する方法を紹介しています。

古い感情の処理 2

恥の感情を最初に処理したのは、ホーキンズ博士による17段階の分類で、最下位だからです。

 

恥は、最も低いレベルの感情です。

 

レベルが低いほど、物事を達成することの妨げになります。

 

ですから、最初に処理しておく必要があります。

 

恥の次は、罪悪感です。

 

過去を振り返ると、罪悪感を感じたことが、いくつかあるでしょう。

 

たくさんあるという方も、いると思います。

 

一つずつ掘り起こして、味わい、適切な言葉を当てはめてください。

 

罪悪感の中には、他人に対する非難の感情も含まれます。

 

それもまとめて、処理してしまいましょう。

 

さて、生きていれば、マイナスの感情が湧きあがることは、多々あります。

 

失敗すれば恥ずかしい思いをしますし、他人を傷付けてしまえば罪悪感を感じます。

 

その他、色々ありますよね。

 

湧き上がってくるマイナス感情を、否定しないでください。

 

また、そういう感情を抱いた自分を責めてはいけません。

 

その場で味わえるのなら味わい、無理なら、一人になってから思い出して、味わってください。

 

いわゆるマイナスの感情も、必要だから湧き上がってくるのです。

 

感情は、私達の大切なパートナーです。

 

大事にしましょう。

 

 

古い感情の処理

心の奥底に押し込めてしまっている古い感情は、開運の妨げになります。

 

適切に処理しなければなりません。

 

はやりの言葉でいえば、「ブロック解除」 です。

 

古い記憶の中から、掘り起こしていきましょう。

 

最初に取り掛かるのは、恥の記憶です。

 

屈辱感や惨めさ、劣等感の記憶を掘り出してください。

 

そして、それをじっくり味わいます。

 

前回、説明したのと同じやり方です。

 

その時の出来事をリアルに思い返すことは、とても辛いことでしょう。

 

せっかく忘れていたのに、と。

 

それは、忘れていたのではなく、心の奥底に押し込んでいただけです。

 

その感情を、たっぷりと感じてあげてください。

 

高ぶっても、ピークはじきに過ぎてしまいますから、大丈夫です。

 

落ち着いてきたら、その時の感覚に言葉を当てはめてください。

 

ぴったり当てはまる言葉が見つかれば、それで完了です。

 

余裕があれば、その体験が「何のために」 必要だったのかを、理性を使って考えてください。

 

「なぜ」 ではなく、「何のために」 です。

 

納得したら、次に行きましょう。

 

屈辱を味わったのは、一度や二度ではないでしょう。

 

全部、処理してください。

 

やがて劣等感がなくなり、自信が付いてきます。

 

試してみてください。

感情を大切に

以前にも取り上げましたが、「意識は空間にあり、思考、感情、身体はパートナーだ」、との説があります。

 

この三つの中でも、身体は大切にされますが、感情は蔑にされがちです。

 

感情は、抑えられたり、無視されたりすることが、たくさんあります。

 

感情の身になって、考えてみてください。

 

虐げられながらも、よく、ついてきてくれていますよね。

 

私達は、もっと感情というものを大切に扱ってあげるべきです。

 

とはいえ、人間関係において感情の赴くくままの言動を繰り返していると、人は、離れていきます。

 

それが嫌ですから、ほとんどの人は、感情をむき出しにはしません。

 

では、どのようにすれば、感情を大切に扱っていることになるのでしょうか。

 

それは、感情を感じてあげることです。

 

人前では難しいので、一人でいる時に行ってください。

 

静かに座って、目を閉じ、嫌な思いをした時のことを思い出します。

 

腹立たしい思い、悲しい思い、がっかりした感じなど、色々あるでしょう。

 

それを、味わってください。

 

周囲に人がいなければ、泣きたくなったら泣いてください。

 

叫びたくなったら、叫んでください。

 

とにかく、湧き上がってきた感情を、味わい尽くしてください。

 

例え、腹立たしい感情が頂点に達しても、それが長く続くことはありません。

 

2時間も3時間も、腹を立て続けていることは、できないのです。

 

味わっている間に、腹立ち具合が下がってきます。

 

その時、その感情に具体的な言葉を当てはめてみましょう。

 

激怒しているのか、むかむかしているのか、イライラしているのか・・・。

 

ぴったり当てはまる言葉が見つかって、「ああ、これか」 と納得できれば、感情はおさまっているはずです。

 

ぶり返してきたら、また、同じことを試してください。

 

このようにして感情と向き合い、感情を理解してあげましょう。

 

もちろん、喜びの感情も、味わいつくしてください。

 

このようにしていれば、あなたの幸せのために、感情は、大いに活躍してくれるでしょう。

自分に感謝

神仏に感謝、守護霊に感謝、御先祖様に感謝する時、心がこもりますか。

 

神仏も、守護霊も、御先祖も、見えないし、聞こえないし、触れません。

 

何かを与えてくださったのか、守ってくださったのか、実際には分かりません。

 

よほどの奇跡を体験しない限り、心からの感謝はできないでしょう。

 

感謝の祈りが大切だ、運が良くなりたければ感謝の祈りを捧げること、と言われて、上辺だけの感謝の祈りをしていませんか。

 

そうであっても、仕方のないことです。

 

見えないし、聞こえませんから。

 

でも、実体のある相手なら、感謝できます。

 

他人に助けられたら、感謝するでしょう。

 

では、自分自身に感謝していますか。

 

今の自分があるのは、家族をはじめ様々な人の助けがあったからでもありますが。

 

自分自身が、頑張ってきたからにほかなりません。

 

過去を振り返れば、たくさんの苦しいこと、辛いこと、困難を乗り越えてきたことが分かるでしょう。

 

その、どれかの時に人生を放棄していたら、今、存在していません。

 

学び、悟り、成長してきたあなたは、素晴らしい。

 

頑張り抜いてきた自分を、褒め称えてください。

 

そして、大いに感謝しましょう。

 

自分自身のおかげで、今の自分があるわけです。

 

以前にも紹介しましたが、「意識は空間に存在し、脳は受信機にすぎない」、という説があります。

 

それでいくと、思考、感情、身体は、パートナーです。

 

思考、感情、身体は意識とは別の存在だと考えれば、感謝しやすいのではないでしょうか。

 

あなたは、思考、感情、身体が調和して、頑張ってきた結果、今のところに到達したのです。

 

多くのものを手に入れられたでしょう。

 

多くの体験ができたでしょう。

 

色々あっても、面白い人生だったと思えませんか。

 

人生100年時代と言われています。

 

これから先、まだまだ、人生は続きます。

 

更に多くの体験をし、学び、成長することができます。

 

思考、感情、身体、ひっくるめて「自分」 です。

 

自分自身に、感謝しましょう。

雨水 ( うすい )

明日2月18日は、二十四節気の第2、雨水です。

 

雨水とは、降る雪が雨に変わり、雪解けが始まる時期、という意味です。

 

明日一日を指す場合と、啓蟄までの二週間を指す場合があります。

 

早いもので、もう、立春から二週間も経ったんですね。

 

物理的に、時間の経過が早くなっているのではないか、なんて考えてしまいます。

 

それはともかくとして、

 

七十二候は、

 

初候・・・土脉潤起 ( つちのしょう うるおい おこる ) 、雨が降って土が湿り気を含む。

 

次候・・・霞始靆 ( かすみ はじめて たなびく ) 、霞がたなびき始める。

 

末候・・・草木萌動 ( そうもく めばえ いずる ) 、草木が芽吹き始める。

 

春の足音が、聞こえてきましたか。

 

北国では、まだまだ、冬真っ盛りですが。

 

というより、大荒れです。

 

大きな地震の直後の悪天候は、とても厳しいでしょう。

 

お身体に、気を付けてくださいね。

 

さて、着実に、春は近付いています。

 

日が長くなったことで、それが感じられるでしょう。

 

さて、雨水に雛人形を飾ると良縁に恵まれる、と言われています。

 

旧暦で雛祭りをされる方には、ちょっと早いですけどね。

 

旧暦三月三日は、新暦で四月十四日ですし。

 

それはともかくとして。

 

これから、ますます暖かくなってきますから、身体を動かして、大いに盛り上がってまいりましょう。

 

もうすぐ、春です。

 

 

結果を期待しない

運が良くなるために唱えるとよい、とされているもの。

 

たとえば、十言の咒 ( とこのとかじり ) 「アマテラスオオミカミ」 や、「とほかみえみため」 を、毎日、唱えられている方もいらっしゃるでしょう。

 

「天之御中主様、御守護頂きまして誠にありがとうございます」

 

スピリチュアルの世界では、「コレゴル・ティアベル・アメット」 なんてのもあります。

 

呪文を唱えてすぐに結果が出るのは、アニメや映画の世界だけです。

 

現実界では、そうは、いきません。

 

今「とほかみえみため」 を百回唱えても、何も起きないでしょう。

 

「ありがとう」 や「ついてる」 も、同じです。

 

千回唱えようが、一万回唱えようが、何の変化もない人がほとんどです。

 

中には、機が熟している方がいて、すぐに結果が出る場合もあります。

 

多くの場合、何も変わりません。

 

効果が無いのでやめてしまうのは、仕方がないのでしょう。

 

勿体ないと、思います。

 

幸せになるために唱えるわけですが、幸せを期待して、それがなかなかやってこないと、がっかりしてしまいます。

 

あきらめてはいけません。

 

見えない世界では、コップに水が溜まっていくように、幸せの素が溜まっているのです。

 

そこで、考え方を工夫しましょう。

 

唱えることを、手段ではなく目的にします。

 

「手段が目的になることを、趣味という」 という名言がありますが、それでいいのです。

 

唱えていたら、いつの間にか幸せになった。

 

幸せになるために唱えるのではなく、唱えた結果、幸せになった。

 

これが、正しい唱え方です。

 

そうでないと、願望実現に執着したり、実現しないことを呪ったりして、ますます幸せが遠のいてしまいます。

 

今からは、唱えることを目的にして、趣味的に幸せを呼び込みましょう。

心を込めない

祈りとは、「意、乗り」 ですから、感謝の祈りや願望は、心を込めて祈るのが当たり前です。

 

言われるまでもないでしょう。

 

ところが、心を込めてはいけない祝詞があります。

 

天津祝詞、大祓祝詞、祓え言葉 「はらえたまへ、きよめたまへ 」 等は、淡々と唱えます。

 

神社でも、自宅の神棚にでも、全く感情を込めずに、奏上します。

 

祝詞は言霊です。

 

一文字、つまり一音ずつに意味があり、働きがあります。

 

ですから、音を発するだけで十分なのです。

 

人に聞かせるために、音吐朗々と唱えてはいけません。

 

発する音に、邪気が入ります。

 

純粋無垢で、清らかで、心に一点の曇りもない人って、いないでしょう。

 

人間は誰しも、負の感情を持っています。

 

心を込めて祝詞を奏上すると、負の部分も入ってしまいます。

 

その意味で、全く邪気の無い初音ミクなどのボーカロイドが、祝詞には最も相応しいのです。

 

十言の咒「アマテラスオオミカミ」 や、「とほかみえみため」 も、同様です。

 

仏様を呼び出すマントラも、心を込めません。

 

こちらは、日本語の意味が分からりませんから大丈夫でしょう。

 

全て、魔法の呪文のように、意味を考えず、淡々と唱えます。

 

ただ、口ずさんでください。

 

邪気邪霊を追い払ってやる、なんて欠片も思わないように。

 

「言霊の力を信じて、淡々と」  が、コツです。