困ったときだけじゃない神頼み

神社参拝だけでなく、スピリチュアルな分野も使って開運する方法を紹介しています。

明日から10月

明日は10月1日、朔日月次祭が全国の神社で執り行われます。

 

相変わらずのコロナ騒動で、参加が制限されている神社もありますから、参加予定の方は、事前に調べておいた方が良いでしょう。

 

ただ、参拝まで禁止している神社は、恐らくありませんから、お参りはできるはずです。

 

朔日月次祭に参加される方も、されない方も、自宅の神棚は、きちんとお祀りしましょう。

 

米、水、塩、榊を取り替えて、汚れていれば掃除もすると良いでしょう。

 

そして、前月の御守護に感謝し、今月の誓いを宣言しましょう。

 

さて、10月になりましたね。

 

手相家の西谷泰人さんが提唱している、「お宝期間」の始まりです。

 

お宝期間は、年末までの3ヶ月間です。

 

これは、来年の運気を占う期間ですから、そのつもりでお過ごしください。

 

また、この期間にスタートしたことは、来年、実を結びやすいとされています。

 

実現させたい夢がある方は、少しでも手をつけましょう。

 

常に脳内メモリーを大量に消費しているにもかかわらず、先送りに次ぐ先送りで、全く手をつけていないものは、ありませんか。

 

面倒だからという理由ならば、それは夢ではないので、忘れてしまいましょう。

 

まだ準備が足りないとか、勉強が足りないという不安から手をつけていないのなら、思い切ってスタートしましょう。

 

とりあえずスタートして、行動しながら足りない分を学べばいいのです。

 

最初の一歩を踏み出さない限り、何も変わりません。

 

あなたは、死ぬまで、勉強するだけの人生にするつもりですか。

 

夢の準備だけで、今世を終えるつもりですか。

 

頑張ったにもかかわらず、志半ばて倒れてしまうのは仕方がありません。

 

しかし、手をつけることさえもしなかったら、臨終の時、後悔の塊ですよ、きっと。

 

歯軋りしながら、あの世に帰りますか。

 

嫌でしょう。

 

さあ、一歩を踏み出しましょう。

 

なんといっても、お宝期間ですよ。

 

一歩踏み出せば、来年は、何らかの形になるでしょう。

 

新たな出会いがあるかも知れません。

 

また明日は、宿曜占術において「牛宿」です。

 

これは、鬼宿に次ぐ吉日です。

 

さらに六曜では、友引ですし。

 

スタートするには、もってこいの日です。

 

明日は、万難を排して、始動してください。

彼岸が過ぎても

六波羅蜜 ( 六度万行 ) の修行は、彼岸の間だけのものではありません。

 

これは、命が尽きる瞬間まで続けるべきものです。

 

年に2回の彼岸は、それを確認するためにあると、考えましょう。

 

六つ目の智慧以外は、日々、心に留めておいてください。

 

修行を継続するために必要な忍耐力は、体力をつければ養成できます。

 

忍耐は、荒魂が司っています。

 

荒魂は、身体でいうと筋肉が担当していますから、筋肉を鍛えましょう。

 

心が若い方なら、「今日は昨日の限界を超える」気持ちで、鍛えてください。

 

若木竹丸氏は、「肉体の限界は、想念の遥か上にある。もうダメだと思った時から、本当の練習が始まる。」と、いっています。

 

身体が壊れない様に、限界の遥か手前で、脳がブレーキを掛けているわけです。

 

ですから、身体を壊すところまで到達するのは、一人では、ほぼ、不可能です。

 

安心して、鍛えまくってください。

 

こうして荒魂を鍛えれば、忍耐力が付くだけでなく、自信がつき、自己肯定感も上がります。

 

心に余裕ができます。

 

健康になり、行動的になり、チャンスが広がります。

 

筋肉、すなわち荒魂を磨けば、良いことばかりです。

 

さあ、今から鍛えましょう。

 

 

 

 

護王神社

京都市上京区にあります「護王 ( ごおう ) 神社」を、紹介しましょう。

 

主祭神

 

和気清麻呂公命 ( わけのきよまろこうのみこと )

 

和気広虫姫命 ( わけのひろむしひめのみこと )

 

創建年は定かではありません。

 

和気清麻呂公は、奈良時代に皇室存続の危機を救った方です。

 

天皇位を狙った僧・道鏡に疎まれた清麻呂公は、脚の腱を切られて九州に流罪となりました。

 

道鏡は、刺客を送って清麻呂公を無きものにしようとしましたが、霊猪が大群で現れて、清麻呂公を救ったそうです。

 

それに因んで、この神社では霊猪に祈願する「座立亥串 ( くらたていぐし ) 」という、独特の祈願方があります。

 

これは、授与所にて亥串を2本授かり、1本には名前と願い事を書いて、境内の願掛猪前に立てます。

 

もう1本は、自宅に持ち帰って、神棚にお祀りします。

 

また、この神社には、猪に因んだお守りも各種、揃っています。

 

面白いのは、「職難御守護」と「官職御守護」のお守りでしょう。

 

職難とは、仕事上のトラブル、パワハラやセクハラなどですね。

 

職場のハラスメントは、マスコミで取り上げられ様になっても、減る気配がありません。

 

困っていらっしゃる方は、是非、授かってください。

 

郵送もOKです。

 

官職御守護は、公務員向けです。

 

清麻呂公も、今で言えば公務員でしたから。

暑さ寒さも彼岸まで

お彼岸には、墓参りをしたり、仏壇を祀ったりして、いつも以上に御先祖様に思いを馳せていたでしょう。

 

御先祖様との繋がりが強くなるほど、その影響も強くなります。

 

問題は、優秀な御先祖様ばかりではないということです。

 

地獄に堕ちていても、先祖は先祖。

 

地獄までもいかないものの、最低レベルのランクにいる先祖もたくさんいます。

 

その様な先祖に縋りつかれると、運が下がります。

 

今、何となく重い、だるいといった、体感はありませんか。

 

物寂しい、やる気が出ない、あるいはイライラするなどの、ネカティブな感情が出ていませんか。

 

この様な場合、低レベルの先祖が影響しているのかもしれません。

 

そういう先祖は救いを求めているので、離れる様に説得しても、聞く耳を持たないでしょう。

 

こんな時、除霊なんかしてもらったら、だめですよ。

 

霊能者は、須く、自称霊能者です。

 

詐欺だとは言い切れませんが、可能性は大きいと思います。

 

多額の出費は「授業料」でしょうけど、団体に引き摺り込まれたら、エラい目に遭いますよ。

 

先祖を救ってもらうためには、自分で仏様にお願いするのが一番です。

 

頼る仏様は、観音様かお地蔵様、あるいは不動明王でも構いません。

 

仏壇があるなら、御本尊である仏様にお願いして、救っていただきましょう。

 

また、低レベルの先祖に取り憑かれるのは、同じ波長だからとも言えます。

 

恨み、憎しみ、悲しみ、後悔などの、ネガティブな感情が大きくなっていませんでしたか。

 

そのあたり、少し、反省してみてください。

 

そして、ネガティブな感情を、一旦受け入れた上で、処理してください。

 

さあ、お彼岸が過ぎれば、実りの秋です。

 

収穫を楽しみましょう。

 

 

明日は社日

明日、9月27日は、雑節の一つ「社日」です。

 

社日は年に2回あり、秋の社日を「秋社」ともいいます。

 

この日は、産土神に収穫の感謝をする日です。

 

あなたは、日頃、産土神社にお参りしてますか。

 

ご無沙汰なら、この機会に、是非、お参りください。

 

産土神は、生まれた時から、この世を去る時まで、ずっと守護してくださっています。

 

自身の御魂に縁の深い神様です。

 

生まれた場所から遠いところに引っ越したり、嫁いだりして、簡単に参拝できない方は、遠隔参拝をしましょう。

 

一度でもお参りしたことがあれば、お社の形や雰囲気など、イメージできますね。

 

天津祝詞を唱えながら、その場にいるイメージで祈れば、繋がります。

 

また、神主が常駐しておらず、荒れ果ててしまった神社の場合も、遠隔参拝がいいでしょう。

 

その際は、そのお社と天界が、天の通い路で繋がっているイメージをします。

 

光の柱をイメージすると良いでしょう。

 

もう一つ。

 

あなたは、産土神の御神名をご存知ですか。

 

ご存知なら、名前を唱えてください。

 

神様の名前は、働きを示します。

 

名前を唱えると、働きが大きく顕現します。

 

産土神社に限らず、どこの神社に参拝しても、必ず、主祭神の御神名を唱えましょう。

 

御神名は、神社のホームページで紹介されていますし、境内に掲げているところもあります。

 

名前が分かったら、その神様について書かれている文献にあたりましょう。

 

そうして、神様のことを知り、理解するほど、繋がっていけます。

 

あなたも、あなたのことをよく知って、理解してくれる人は、大切にするでしょう。

 

ちなみに、私の産土神瀬織津姫です。

 

この神様は、大祓祝詞のラストで、祓戸四柱の大神の第一番目に出てきます。

 

古事記日本書紀には登場しません。

 

天照大神の荒魂とも言われていますし、天照大神の妃神とも言われています。

 

天照大神って女神じゃなかったのか、と思われるでしょう。

 

天照大神は、奈良時代より前には男神だったようです。

 

古事記を編纂するにあたって、女神に変えたとする説があります。

 

元々男神だったのなら、妃がいても不思議ではありません。

 

そんなことで、瀬織津姫は、謎の神様です。

 

あなたの産土神は、どなたですか。

彼岸最終日の修行は「智慧」

七日目の修行は、「智慧」です。

 

これは知識に対応する知恵では、ありません。

 

智慧は、仏に至る悟りです。

 

仏に至る修行の総仕上げですが、やることは、これまで紹介した五つの修行です。

 

これらは、出家して行うのではなく、日常生活の中で続けていくものです。

 

師匠が厳しく指導してくれるわけではありませんから、強い気持ちで自分自身を律していかねばなりません。

 

それゆえに、成就するのは非常に困難です。

 

だからこそ、やる意味があると考えてください。

 

出家して、誘惑のない環境に身を置き、常に指導してもらうのは、実は楽なのです。

 

それは、最短距離を通って、導いてもらっているのです。

 

在家の修行、一人の修行では、そうはいきません。

 

俗世間は、誘惑に満ち溢れています。

 

誰しも苦しいのは嫌ですから、放っておけば安穏怠惰、遊惰安逸に流れていきます。

 

人に施すよりは、自分でいい思いをしたい。

 

自由に、好きなようにやりたい。

 

侮辱された時は、怒りを爆発させて、すっきりしたい。

 

頑張るのは嫌。

 

気ままに過ごしたい。

 

これらに打ち勝って、続けていくのが修行です。

 

修行は、彼岸が過ぎれば終了というものではありません。

 

命が尽きる瞬間まで、修行です。

 

知ってしまったからには、逃れられません。

 

産土神も守護霊さんも見ているでしょうし、あなた自身の潜在意識も見ています。

 

もう、サボることはできません。

 

覚悟を決めて頑張りましょう。

 

 

 

 

彼岸六日目の修行は「禅定」

明日の修行は、禅定 ( ぜんじょう ) です。

 

禅定は、心を定める修行です。

 

「こころ」というくらいですから、ころころ変わるのが心です。

 

放っておくと、心は、あっちにふらふら、こっにふらふらして、定まりません。

 

ポジティブに捉えれば好奇心旺盛、ネガティブに捉えれば移り気、ですね。

 

何かを成し遂げる時には、集中しなければなりません。

 

修行とは、集中することでもあります。

 

人は誰でも、好きなことに取り組めば集中するし、そうでないことなら、余計なことを考えながら行ってしまいます。

 

それが、普通です。

 

それに逆らって、集中する訓練をしましょうというのが、「禅定」です。

 

集中と聞けば、座禅や瞑想をイメージされる方も多いでしょう。

 

しかし、それらは、返って集中できません。

 

やったことのある方は、わかるでしょう。

 

瞑想の最中には、次から次へと、雑念が湧き上がってきます。

 

仕方がありません、そういうものなのです。

 

情報量の多い現代では、興味のないものに集中するのは、不可能かも知れません。

 

それでも、明日は何か一つ、やる事を決めて仕上げましょう。

 

例えば、部屋の掃除、整理整頓、溜まっている本の読書、溜まっている動画の視聴なと、丸一日、集中して取り組んでみてください。

 

途中で飽きても、我慢して仕上げてしまいましょう。

 

一つ仕上げれば、その分、自己肯定感も上がります。