困ったときだけじゃない神頼み

神社参拝だけでなく、スピリチュアルな分野も使って開運する方法を紹介しています。

明日から10月

明日は10月1日、朔日月次祭が全国の神社で執り行われます。

 

通常、一般の参加が認められていますが、コロナ騒動で規制しているところがあるかもしれません。

 

参加予定の方は、事前にホームページなどで調べておくと良いでしょう。

 

参拝自体を制限している神社は、無いと思います。

 

10月は神無月です。

 

全国の神様が出雲に集合するので、神社に神様がいなくなるという人もいます。

 

というか、一般に、そう思われています。

 

神様が無いと書いて、神無月ですから。

 

出雲国だけは、神在月だそうです。

 

「かんなづき」あるいは「かむなづき」の「な」は、「〜の」を表す格助詞です。

 

つまり正確には、10月は「神様の月」なのです。

 

神様の月というくらいですから、神様は人間を待っておられます。

 

会いに行きましょう。

 

祭りがあれば、参加しましょう。

 

そうして沢山の御神徳をいただいて、開運しましょう。

 

特に1日と15日は、多めの御神徳が授かるそうです。

 

旧暦の1日と15日は、新月と満月ですから。

 

新暦で行くか、旧暦で行くか、迷っている方は両方行きましょう。

 

常に、「迷った時は両方」の精神で。

 

さあ、月が変わればツキも変わります。

 

9月にツイていなかった方は、10月にはツキが回ってきますよ。

 

ツイていた方は、10月には更なる幸運を呼び込めます。

 

10月も、大いに盛り上がって参りましょう。

 

 

 

 

 

 

青島神社

宮崎市にあります「青島神社」を、紹介しましょう。

 

御祭神は

 

彦火火出見命 ( ひこほほでみのみこと )

 

豊玉姫命 ( とよたまひめのみこと )

 

塩筒大神 ( しおつつおおかみ )

 

創建は定かではありませんが、平安時代には、すでに崇敬されていました。

 

主祭神彦火火出見命は、山幸彦のことです。

 

兄・海幸彦の釣り針を失くした山幸彦が、塩筒大神に導かれて海神の宮殿を訪れました。

 

そこで豊玉姫と結婚して地上に帰還した時、上陸して宮を営んだ場所に、青島神社が建てられました。

 

ここには、「恋の三神事」と呼ばれる独特の祈願方が伝わっています。

 

一つ目は、海積 ( わたつみ ) の祓です。

 

これは、社務所のそばにある「玉の井」で、人形 ( ひとがた ) の禊を行うものです。

 

二つ目は、産霊紙縒 ( むすびこより ) 。

 

社務所で、五色のコヨリの内、願い事に応じた色のものを授かって、元宮脇の夫婦ビロウの木に結びつけます。

 

三つ目は、天の平瓮 ( あめのひらか ) 投げ。

 

平瓮という土器のお皿を、決められた場所に投げつけるものです。

 

うまく入れば心願成就、割れたら厄除け開運、とのことです。

 

この神社は、陸と繋がった島 ( 陸繋島 ) にあります。

 

海に囲まれ、風光明媚なところです。

 

観光を兼ねて参拝されるのも、いいでしょう。

 

 

自分をもてなす

修行は苦しいものです。

 

身を削るような修行は、いつまでも続けらません。

 

御魂磨きは生涯続けてこそのものです。

 

途中でやめてしまわないように、時々、サボってリフレッシュしましょう。

 

いいのですよ、サボっても。

 

あなたは今まで、ずいぶん頑張って来られたでしょう。

 

家族のため、周囲のために、犠牲にしてきたことも多いのではありませんか。

 

諦めてきたものを数え上げると、何のために生まれてきたのだろうと、寂しくなるかもしれません。

 

辛い想いをしてきた分だけ、刧は晴れています。

 

耐えてきた分だけ、荒魂は磨かれています。

 

何も無駄にはなっていません。

 

そこで、頑張ってきた自分にご褒美をあげてください。

 

あなたは、賞賛されるべきです。

 

自分で自分を、賞賛してください。

 

自分自身を、労ってください。

 

そして、心地よく感じることを、やってください。

 

満足させてください。

 

もう、我慢はやめましょう。

 

今まで、家族や職場、周囲の人間関係のために、自身を犠牲にして尽くしてきたのです。

 

もう、十分、みんなに施してきましたよ。

 

今後は、自分自身に尽くしてください。

 

あなたの中心にあるのは、神様の分魂です。

 

神様そのものですから、粗末にして良いわけがありません。

 

痛めつけては、いけません。

 

さて、御魂磨きの修行は苦しいのだから、言っていることが矛盾しているのではないかと、思われるかもしれませんね。

 

これは、「みんなで筋肉体操」で谷本道哉先生が、上手い表現をしてくださっています。

 

筋トレは、限界まで追い込まねば効果がありません。

 

乳酸が溜まって筋肉が痛み、呼吸も苦しい時に、谷本先生の励ましの声が掛かります。

 

「苦しいけど、辛くない !!  苦しいけど、楽しい !! 」

 

これで、脳内にドーパミンが分泌されて、最後までやり切ってしまうことができます。

 

これからは、楽しく修行して、自分自身をもてなしましょう。

 

 

六波羅蜜は毎日続けるもの

六波羅蜜六度万行は、彼岸の一週間だけやっておしまいではありません。

 

生涯に渡って継続するものです。

 

仏教徒であるかないかは、関係ありません。

 

六波羅蜜は、御魂磨きと徳積みという、私たちが生まれてきた目的そのものです。

 

日常の忙しさにかまけてしまったり、楽しいことばかりに気が向いて、疎かになってしまいますから、年に2回、彼岸に思い出して、心を改めるのです。

 

少しでも、続けてください。

 

1日の1%だけ、そのために費やすことは可能でしょう。

 

他の99%は、今まで通りでいいのです。

 

1%を六波羅蜜に使うと決意すれば、実行できます。

 

徳分は幸せの素です。

 

布施行で徳を積めば積むほど、幸せの素が蓄積されていきます。

 

それは、残りの人生と来世の幸せに繋がります。

 

晩年も来世も幸せになれるのですから、修行しない手はありません。

 

 

彼岸明け

「暑さ寒さも彼岸まで」

 

これを、いかに困難なことであっても、いつか終わりが来て乗り越えることができる、と読み解いている人がいます。

 

「明けない夜はない」や「トンネルには必ず出口がある」なども、同じような意味で、苦しんでいる人を励ます時に使います。

 

ところが、苦しみの最中にある人にとっては、「夜は永遠に明けそうになく」、「トンネルの出口は、崩落して塞がっている」としか思えません。

 

これらの言葉は、自分で自分を励ます時には効果的ですが、苦しんでいる人にかける言葉としては、よろしくありません。

 

その時にかける言葉は、相手が男性か男性脳の女性の場合、「何のために、その困難があるのですか」と、未来に向けた質問をする方が良いのです。

 

本人の知性を使って納得させてあげ、解決策まで導くことができれば最高です。

 

相手が女性か女性脳の男性の場合、まず、相手を全肯定して、感情に寄り添ってあげることです。

 

その上で、「何のために、その困難があるのか」の質問です。

 

ある本にありましたが、「男性は事実を見、女性は事実と心を見る」、とのことです。

 

男性脳の場合、事実に対して正否の二択、女性脳は二択✖️二択の四択です。

 

あなたが苦しんでいる人に声をかける時、これらのことを頭の片隅に置いておくと良いでしょう。

 

さて、「何のために、この苦しみがあるのか」や、「私は、何のためにこの苦しみを創り出したのか」を考え、答えを出すことを習慣にしていると、困難を恐れなくなります。

 

私の場合、困難に出くわすと、ワクワクしてきます。

 

喧嘩を売られた時に、「やってやろうじゃねえか」と燃えてくる、あの感覚です。

 

実際の喧嘩は、しませんよ。

 

事前に察して、逃げますから。

 

それはともかくとして、困難は、無いに越したことはありません。

 

ワクワクしたいために、わざわざ困難に飛び込んで行ったり、呼び込んだりするのは愚かです。

 

そんなことしなくても、勝手にやって来ますし。

 

ともあれ、気候の方は「暑さ寒さも彼岸まで」と言うように、涼しくなってきました。

 

読書に、スポーツに、食欲にと、充実した日々を送りましょう。

 

 

 

 

明日は新月、彼岸七日目は「智慧」

明日9月26日は新月です。

 

6時55分、天秤座の位置で起こります。

 

いつものように新月のパワーを利用して、潜在意識にアクセスしましょう。

 

あなたは、潜在意識と仲良くしていますか。

 

「やると決めたことをやらない」人や「やめると決めたことを、ついやってしまう」人は、潜在意識の応援が得られません。

 

潜在意識は、「この人は約束を守らない人だ。」と判断します。

 

その結果、目標を決めて行動を始めた時、それを達成しないようにあなたを導きます。

 

自分との約束を守る努力をしてください。

 

他人との約束は守るけれど、自分との約束は守らない、という人はたくさんいます。

 

他人は大事にしても、自分自身を大事に扱ってないのです。

 

自分を大切にしない人は、どんな方法を使っても、願いは叶わないか、叶った直後に破壊する行動をとるでしょう。

 

潜在意識で願いを叶える価値が無いと思っているわけですから、叶うと都合が悪いのです。

 

どうぞ、自分を大切にしてください。

 

他人との約束を守ることは大事ですが、それ以上に、自分との約束を守ることは大事です。

 

他人とは縁が切れることもありますが、自分自身との縁は切れません。

 

あなたは、世界の誰よりも自分自身を大切にしなければなりません。

 

自分を大切にする修行が、「智慧」です。

 

布施、忍辱、持戒、精進、禅定の修行を通じて、自分を磨くのです。

 

明日は、自分第一の1日にしてください。

 

自分を徹底的に赦し、徹底的に愛し抜いてください。

 

 

彼岸六日目は「禅定」

明日の修行は、禅定です。

 

禅定を簡単に言うと、心を一定に保つことです。

 

人は、1日に数万回、脳内対話をしています。

 

夢に向かって邁進している人や、恋愛がうまくいっている人など、ワクワクやウキウキの日々を送っている人を除いて、セルフトークのほとんどは、ネガティブなことです。

 

テレビの報道番組は、悲惨な事故や事件、戦争などネガティブなことばかりです。

 

それらを観て、心は掻き乱され、疲弊している人が沢山います。

 

若い人はテレビを見ませんが、対象がスマホになっただけで、様子は同じです。

 

さらに既読スルーされただけで、異常に落ち込んだり、怒ったりします。

 

禅定の修行は、全人類に必要なものでしょう。

 

動じない心を養うには、御魂磨きしかありません。

 

瞑想やマインドフルネス、座禅も効果はありますが、それは、人それぞれです。

 

師匠の元で、正しく実習すれば良いのでしょうけれど、出家しない限り難しいです。

 

私たちができることといえば、まず、何が来ても受け容れてやると、迎え撃つ心構えでいることです。

 

そして、ネガティブな出来事や人を赦すことです。

 

筋トレをして力をつけておけば、心に余裕ができて、大抵のことは楽に赦せるようになります。

 

さあ今から、荒魂と直結している筋肉を、徹底的に鍛えましょう。