困ったときだけじゃない神頼み

神社参拝だけでなく、スピリチュアルな分野も使って開運する方法を紹介しています。

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

十言の神呪

前回、最後にちょっとだけ紹介しました。 「とことのかじり」と読みます。 呪の字は、これではなく旧字体を書くのですが、パソコンで出し方が分からないので、これでいきます。 「アマテラスオオミカミ」は、全部で十文字ですね。 それぞれの音に意味がある…

天照大御神

伊勢内宮の御祭神であり、皇室の祖神であり、最も大切にお祀りしている神様です。 太陽信仰が元になっているとも、卑弥呼がモデルであるとも言われています。 元は、男神だったという説もあります。 学術的なことは、学者さんに任せておきましょう。 私たち…

天之御中主神 ( あめのみなかぬしのかみ )

神頼みをすることで、最も大切なことは、神様を知ることです。 人にものを頼む時、どこの誰かも知らない人に頼んだりしませんよね。 神様に対しても、同じです。 神様側としては、知らなくても受け入れてくれるでしょうけど。 知って祈るほど、神様のお覚え…

眷属

眷属 ( けんぞく ) というのは、現世利益をもたらす為に実際に働いてくれる方で、いくつか種類があります。 一番強いのが、龍です。 神社によっては、龍神様だけ別の社でお祀りしているところもあります。 例えば、箱根神社の九頭龍神ですね。 雨を降らせた…

諏訪大社

信濃の国一の宮、諏訪大社は、全国25000の諏訪神社の総本社です。 御祭神は建御名方神 ( たけみなかたのかみ ) です。 大国主大神の息子さんですね。 この神社は寅年と申年に行われる「御柱祭」で有名です。 死者が出るほどの激しいものですが、一生に…

和魂 ( にぎみたま )

和魂は、調和の働きを示すものです。 平和や思いやり、人との親しみを司ります。 荒魂は、祟りでしたが、和魂は、恵です。 五穀豊穣、神様の御守護です。 和魂は、荒魂の対極にあるものと言えましょう。 この二つの魂が、神様の主な働きです。 和魂は、さら…

荒魂 ( あらみたま )

荒魂について、説明しましょう。 読んで字のごとく、神様の荒々しい部分を指します。 天変地異や災害は、神様の祟りだと考えられてきました。 その荒ぶる神様を鎮めるために、お供え物をしたのです。 海、河、山、野の種々ものをお供えすることで、災害をお…

一霊四魂

神様には、四つの魂があります。 奇魂 ( くしみたま ) 、幸魂 (さきみたま ) 、和魂 ( にぎみたま ) 、荒魂 ( あらみたま ) の四つです。 ごく簡単に言うと、 奇魂とは、知恵の働き、 幸魂とは、愛情、 和魂とは、調和、 荒魂とは、行動力。 この四魂は、古…

金刀比羅宮

四国にある神社を紹介していなかったので、今日は金刀比羅宮 ( ことひらぐう ) を取り上げます。 香川県にある神社で、御祭神は大物主大神 ( おおものぬしのおおかみ ) です。 これは、大国主大神と同じ神様で、同体異名といいます。 同じ神様ですが、名前が…

自霊拝

自霊拝 ( じれいはい ) とは、読んで字のごとく、自分の霊を拝むことです。 神道では、人は皆、神様の分魂 ( わけみたま ) を持っているとされています。 私たちは、身の内に神を宿している、私たち自身が神様であるという考え方です。 だから、自分自身を拝…

伊雑宮

伊勢神宮の別宮の一つですが、ここは別格です。 「いさわのみや」あるいは「いぞうぐう」と読みます。 志摩磯部にあるので、地元の人は「いそべさん」と読んで親しんでいます。 一般的に、西日本の人は、神様を「○○さん」と親しみを込めて呼びます。 それだ…

お百度を踏む

神社によっては、「お百度石」といわれているものが、置かれているところがあります。 それが置かれているところでは、そこから、無い所では、入り口の鳥居から始めます。 神前との間を100往復して、祈りを捧げるのが「お百度」です。 百回も祈るのですか…

月参り

神社へは、何度も参拝するのが良いとされています。 だからといって、毎日参拝するのも大変だという方が多いことでしょう。 毎月一回、日を決めてお参りすればよいのです。 一日と十五日は、神様が、その気になって待っておられるという人もいます。 それに…

古事記

学校で習いましたね。 日本で一番古い書物です。 ここに、神社で祀られている神様が、たくさん出てきます。 神頼みをして、願いを叶えてもらいたいのなら、相手を知りましょう。 産土神社の神様の名前は、もう分かっていますね。 遠くにあっても、有名な神社…

清荒神

兵庫県宝塚市にある、「清荒神清澄寺」 ( きよしこうじん せいちょうじ ) が正式名称です。 今回は、このお寺を紹介しましょう。 祀られているのは、三宝荒神 ( さんぼうこうじん さんぽうこうじん ) です。 「神」とついていますが、仏様です。 荒神様は、…

中今

「なかいま」と読みます。 神道では、神代の過去から未来まで永遠に続く時間のうち、今現在を中心と考えます。 今を大事にしなさいということです。 禅の言葉に「迎えず、送らず」というのがありますが、同じ意味です。 まだ来ていない未来の心配をするな。 …

白山比咩神社

「しらやまひめじんじゃ」と読みます。 石川県の白山にある神社です。 御祭神は、菊理媛尊 ( くくりひめのみこと ) です。 この神社は、冬に行けば荘厳な雰囲気が際立っています。 北陸なので、3月でも雪が積もっていて、それが味わえます。 女神様なので優…

言霊 ( ことだま )

神道には、言霊という考え方があります。 すなわち、言葉は霊力を持っているという考え方です。 昔から、「言い当たる」といって、悪いことを口にすることが忌み嫌われてきました。 日本語には、パワーがあるのです。 まず、日々の言葉遣いに注意しましょう…

出雲大社

特別な神社の一つとして、出雲大社を紹介しましょう。 御祭神は、大国主大神です。 因幡の白ウサギなど、神話に登場する神様です。 古代、出雲にはヤマト政権に匹敵する王朝がありました。 遺跡からは、数多くの出土品があり、高度な文化圏であったことが分…

熱田神宮

愛知県名古屋市にある熱田神宮を紹介しましょう。 御祭神は熱田大神 ( あつたまおおかみ ) です、憶えやすいですね。 この神社には、特別なものが祀られています。 皇室の三種の神器の一つ、「草薙神剣」 ( くさなぎのみつるぎ ) です。 日本武尊が、野に放…

神棚について、再考2

神様を見下ろさないよう、神棚は、立った時に目よりも高い位置に設置します。 神棚の壁の裏がトイレ、というのは良くありません。 仏壇と向かい合わせにすると、ご先祖様の居心地が悪いそうなので、それも止めましょう。 仏壇の真上にすると、神様を拝んでい…

神棚について、再考

前回、タンスの上でも、という話をしましたが、訂正します。 やはり、きちっと神棚を設置した方がよろしいでしょう。 神様に向かう気持ちが違います。 借家であっても、壁や柱に金具を取り付ける穴を開けるのは、許容範囲のはずです。 その為に、入居時には…

家でのお祀り

肝心なことを忘れておりました。 いかにして、家でお祀りするか、これが大事です。 正式参拝をしてお札を頂いてきたり、社務所で買ってきたりした場合、お祀りしなければなりません。 お札には神様の分魂 ( わけみたま ) が入っていて、粗末に扱うものではな…

十日戎

商売繁盛の神様である、エビス様の縁日が始まります。 戎様の総本山、あるいは総本宮は島根県松江市の「美保神社」です。 都心からは遠いので、気合いを入れないといけません。 有名なのは、兵庫県西宮市にある、「西宮神社」です。 えびす神社の総本社と言…

箱根神社

箱根駅伝のゴール付近、芦ノ湖の側にある箱根神社にも、是非、お参りしていただきたく思います。 うっそうとした森の中、本殿は、少し急な階段を上ったところにある、いかにも「神社」という神社です。 小田急箱根湯本駅からバスで、というのが、一番気楽で…

参拝の心構え

初詣に限らず、神社参拝においては、感謝の心が第一です。 自分の意志でお参りするのではなく、その神社の神様に許されて、お参りさせていただいたという気持ちで参拝することが大切です。 お参りしても、願い事なんか叶ったことがない、と言う方は、ここが…

宇佐神宮

北海道神宮を紹介したので、今回は九州の神社を紹介しましょう。 大分県にある宇佐神宮は、宇佐八幡とも呼ばれ、全国の八幡さまの総本山です。 鶴ヶ丘八幡や石清水八幡など、○○八幡神社は全て、ここの神様を勧請したものです。 蝋燭に火を灯して分けるように…

北海道神宮

札幌の西側。 地下鉄円山公園駅から、徒歩15分のところにあります。 広い境内が、北海道を象徴しているかのようです。 御祭神は、大国魂神 ( おおくにたまのかみ ) 、大那牟遅神 ( おおなむちのかみ) 、少彦名神 ( すくなひこなのかみ ) 、明治天皇です。 …

大神神社

昨日は関東の神社を紹介したので、今日は、関西の神社を紹介しましょう。 大神神社と書いて「おおみわじんじゃ」と読みます。 三輪明神とも呼ばれています。 奈良県桜井市にあり、日本最古の神社といわれています。 本殿が無く、三輪山を直接拝むという古代…

鹿島神宮

鹿島アントラーズの活躍を支えているのが、常陸の国一の宮「鹿島神宮」です。 昨年のアントラーズは、本当に凄かったですね。 その鹿島の神様の、御神徳をいただきましょう。 境内に入ると、建葉槌神の小さな社が目に入ります。 先ずここにお参りして、ご挨…