肝心なことを忘れておりました。
いかにして、家でお祀りするか、これが大事です。
正式参拝をしてお札を頂いてきたり、社務所で買ってきたりした場合、お祀りしなければなりません。
お札には神様の分魂 ( わけみたま ) が入っていて、粗末に扱うものではないのです。
元々神棚がある家なら良いのですが、無い場合の祀り方を説明しましょう。
持ち家ならば、神棚を作りましょう。
ホームセンターで、板とL字金具などを買ってきて、東向きか南向きに、目より高い位置になるよう自作しましょう。
家の中心から、北東と南西それぞれ60度の範囲は、鬼門および裏鬼門という方角ですから、避けてください。
神棚を作ることが出来ないようでしたら、元々ある棚を利用するか、タンスの上でも良いでしょう。
いずれも、目より高い位置にしてください。
真ん中に水、向かって左に洗米、右に塩をお供えします。
これだけでも良いのですが、社を買ってきて設置すると、さらによいでしょう。
そうなると、榊を立て、蝋燭を灯し、ますます本格的なお祀りになります。
毎日でも良いし、毎月一日と十五日にでも、きちっとお祈りしてください。