神様を見下ろさないよう、神棚は、立った時に目よりも高い位置に設置します。
神棚の壁の裏がトイレ、というのは良くありません。
仏壇と向かい合わせにすると、ご先祖様の居心地が悪いそうなので、それも止めましょう。
仏壇の真上にすると、神様を拝んでいるのか、ご先祖様を拝んでいるのか、ややこしいので避けた方が良いでしょう。
そして、棚が出来たらきれいに拭いて、お札を並べましょう。
お社があるなら、天照大神のお札は社の中に入れます。
入らないなら、向かって右側に立ててください。
簡単にお祀りするなら、コップに水を入れて供えます。
もう少し本格的にするなら、水、塩、米を供え、蝋燭と榊を立てます。
これらの道具は、産土神社の側に必ずある、神具店で購入できます。
以前紹介した天津祝詞を三回くらい唱えてから、感謝の言葉を奏上してください。
これで、神棚の設置が完了しました。
信頼できる神主さんがいらっしゃったら、家に呼んで祈祷してもらってもよいでしょう。
ただし、それなりの玉串料 ( 料金 ) が発生します。