神様には、四つの魂があります。
奇魂 ( くしみたま ) 、幸魂 (さきみたま ) 、和魂 ( にぎみたま ) 、荒魂 ( あらみたま ) の四つです。
ごく簡単に言うと、
奇魂とは、知恵の働き、
幸魂とは、愛情、
和魂とは、調和、
荒魂とは、行動力。
この四魂は、古事記などにも見られるもので、古代から信じられてきたものです。
江戸時代になると、この四つの魂をコントロールする中枢として「直霊 ( なおひ ) 」が、考えられるようになりました。
前にも書きましたが、私たちの中には神様の分魂があります。
分魂にも、この四つの魂があるのです。
だから、私たちは誰しも、勇気を持って行動し、或いは忍耐をもって自重し、人や動物と仲良く、自然と調和した日々を過ごし、
人を愛し慈しみ、真理を探究し、物事を理解する。
この様に出来るのかが、本来の姿なのです。
自分に欠けているなという部分は、その魂の働きが弱っていると言えます。
ですから、運の良い人も悪い人も、自霊拝をして、四つの魂を覚醒しましょう。