「天地 ( あめつち ) も うごかすばかり 言の葉の まことの道を きはめてしがな」
明治天皇の御製です。
日本語は、言葉自体に霊力があります。
ですから、「ことだま」と言います。
「言い当たる」という言葉がありますね。
「不吉なことを言うと、それが実現してしまう。縁起が悪から言うな。」みたいな感じです。
日本語は、口に出すことで、現実を動かす力があるのです。
だから、なるべく良い言葉を発しましょう。
人間ですから腹が立って、思わず悪態をついてしまうこともあります。
気付いたらすぐに、良い言葉に言い換えましょう。
悪い言霊を、出しっ放しにしないことです。
神様に祈る時も、良い言葉で、実際に口に出すことを、お薦めします。
神主さんが祝詞を奏上する時も、必ず声に出していますよね。
言葉に霊力が宿り、神様に届きやすくなるのです。
そして、日頃から言葉遣いに気を付けて、美しい言葉、優しい言葉を発することが、開運の近道です。
今から、始めましょう。