一霊四魂を、前に紹介しましたね。
簡単に、おさらいしておきます。
荒魂 ( あらみたま ) ・・・行動力、勇気、根性、忍耐など
和魂 ( にぎみたま ) ・・・平和、調和、親和力
幸魂 ( さきみたま、さちみたま ) ・・・愛、思いやり、相互理解
奇魂 ( くしみたま ) ・・・知性、観察力、分析力
自分の性格に当てはめてみると、これらの強い部分、弱い部分が自覚できると思います。
近頃の教育評論家は、個性を伸ばす、長所を伸ばすことを強調しています。
子供の頃はそれでも良いでしょう。
徹底することで、思わぬ才能が開花することもあります。
短所は、見方を変えると長所になることもあります。
でも、大人になると、バランスの取れた人の方が、世の中を渡っていき易い。
特殊な才能を発揮していて、職業イコール人生みたいな人は、尖っている方が良いかもしれませんが。
普通、世間一般では、丸い人の方が、みんなに愛され、助けられ、暮しやすいのです。
生き方は、人それぞれですから、どちらを選ぶのも自由ですが。
どちらを選んでも、魂を磨き続けなければなりません。
四つとも磨けなくても、かまいません。
一度に一つ。
運動をすれば荒魂が、人のお世話をすれば和魂と幸魂が、読書をすれば奇魂が磨かれます。
荒魂を鍛えるのだといって、熱い風呂に我慢して浸かっている。
本人が真剣なら、神様も愛でてくれるでしょう。
神様は、努力する人が好きです。
御魂磨きも、開運へ通じている道です。