体施、物施、法施で徳を積んでいくのは、中が見えないバケツに水を入れているようなものです。
奉仕したり、寄付したり、人のために尽くして、その相手は幸せになっているのに、私だけ何でいつまでも不幸なのと、思っているあなた。
その気持ちは、よく分かります。
大丈夫ですよ。
水を入れ続けていれば、いつかバケツはあふれます。
天から、幸運の雫がこぼれ落ちてきますから、それまで頑張りましょう。
そもそも、運が悪いのには理由があるのです。
前にも、書きましたね。
劫があれば、辛い目にあって解消しなければなりません。
どうせ解消しなければならない劫ならば、徳積と同時に出来るように工夫しましょう。
「お金で苦しむ」という劫があるのなら、出来る範囲で募金や寄付をしましょう。
「人間関係で苦しむ」という劫があるのなら、積極的に親切にしましょう。
悪いカルマをハイペースで解消し、しかも、どんどん徳を積んでいく。
ただし、苦しいですよ。
でも、悲壮感はいけません。
覚悟を持って、気迫と根性で、明るい気持ちで、前向きに積極的にやっていきましょう。
それが惟神 ( かんながら ) 、すなわち神の御心に叶った生き方です。