寒い地方を除いて、桜は散ってしまいましたね。
パッと咲いてパッと散る、潔さとか儚さとか、日本人の好みに合います。
この、桜をイメージさせる神様が、此花咲耶姫です。
富士浅間神社に、祀られています。
富士吉田にあります。
主祭神は
木花開耶姫命 ( このはなさくやひめのみこと )
漢字が違いますが、気にしないでください。
同じ神様でも、神社によって漢字が異なる場合が、よくあります。
それについては、別の機会に話しましょう。
さて、この浅間神社は、西暦110年に創建されました。
富士急富士山駅から徒歩20分と、案内には書いています。
実際に行って見ると、真正面に富士山が見えて、感動しながら歩いているうちに着いてしまいます。
参道は鬱蒼とした森の中で薄暗く、両脇に並んでいる灯籠が、一瞬、武田の武士に見えました。
ここは澄み切った空気で、心身ともに浄化されますね。
手水舎の水は、あまりに美味しいので、つい何杯も飲んでしまいました。
それくらいは、神様も許してくれます。
富士山の神様ですから、大きく願いましょう。
ただし、女神は厳しいですよ。
優しさを求める人は、一緒に祀られている大山祇神 ( おおやまづみのかみ ) にも御祈願しましょう。
木花開耶姫の、お父さんです。