願い事が深刻なものであると、つい、条件を付けてしまいます。
家族、とくに自分の子供や配偶者が、重い病気の時。
事故や災害にあって、重体の時。
「私はどうなってもかまいませんから」とか、「私の命を差し上げますから」とかいうような言葉が、つい口をついてしまいます。
愛する子供が、目の前で苦しんでいたら、そう祈らざるを得なくなりますね。
しかしそれは、してはいけない祈りなのです。
一点の曇りもない真心からの祈りですから、ストレートに神様に届きます。
そして叶えられた時に、自分が身代わりになって亡くなっていたら、助かった子供は幸せでしょうか。
自分を生け贄にするような祈りをしなくても、真心を込めた祈りが出来るはずです。
神様は、生け贄も、条件も欲しいとは思っていませんよ。
幸せだけを祈ってください。