大前提としてあるのは、私たちは魂を磨くために生まれてきたということ。
今ある環境、人間関係など全てが、魂を磨く材料です。
死別、病気、怪我、貧困といった、耐えがたい苦しみでさえ必要なものなのです。
だからといって、人の不幸を見たとき、「魂を磨くために必要だね」、「前世の劫だから、仕方ないね」と、突き放すのはあまりに冷たい。
そういう人のためには、幸せを祈ってあげるべきです。
病気が治るとか、お金が入ってくるとかいう結果を祈るのではなく、幸せを祈ることが大切です。
「私はどうなってもかまいませんから、この子の癌を治してください」みたいな祈りは、間違っています。
この世では子供でも、魂は対等です。
だから、幸せを祈るべきなのです。
さらに、命以外に差し出すものがない、などと言わないように。
21日間のお百度でも、真心を示すことが出来ますよ。