幸せの素になるもの、天界の貯金と言えるものが「徳分」です。
徳は、人に施すことによって積まれていきます。
だいぶ前に、書いたと思いますが。
大きく分けて、体施、物施、法施でしたね。
手っ取り早いのが物施で、代表的なものが、「寄付」や「募金」です。
お金がないから寄付が出来ない、時間がないから奉仕も出来ない、知識も人格も低いから他人を導けない。
だから、徳が積めない、幸せになれないと、嘆くことはありません。
お金もなく、時間に追われ、勉強や人格を磨く時間が取れないという人は、前世に徳を積んでこなかったからです。
幸せの素が、ありません。
そういう人に対して、お釈迦様が説いたのが「無財の七施」です。
一、眼施・・・優しい目つきで接すること。
二、和顔施・・・和やかに、穏やかな顔で人に接すること。
三、愛語施・・・優しい言葉、思いやりのある言葉を使うこと。
四、身施・・・身体で奉仕すること。
五、心施・・・共に喜び、共に悲しんであげること。
六、壮座施・・・自分の場所を譲ってあげること。
七、房舎施・・・雨や風を防ぐ場所を与えること。
どうですか。
お金や時間が無くても、徳は積めるのです。
笑顔で優しく接するだけで、徳が積めるし、相手はあなたのことを人格者だと思ってくれます。
今から早速、実行しましょう。
一日早く始めたら、一日早く開運し、一日長く幸せな人生を送れるのですよ。