産土の神様は、生まれたところを「管轄」する神様で、そこで生まれた人を一生涯守護するといわれています。
ですから、生まれた場所 ( 病院 ) に近い神社が産土神社になります。
二つの神社があって、どっちが近いかとか、あんまり気にしなくてもかまいません。
神社本庁に問い合わせれば、答えてくれるようです。
ところが、田舎に行くと神社が廃れ、神主が常駐していないところがたくさんあります。
いくら産土神社だと言っても、そんな神社に、神様はいません。
はぐれ眷属が、神様に成り代わって願いを叶えたり、バチを与えたり。
人の魂の成長など考えず、勝手なことをしています。
眷属がいるのは、まだマシな方で、邪気邪霊の巣窟みたいなところもありますから、そんなところへは、いくら生まれた場所でも行ってはいけません。
都会で、神主が常駐していても、その神主が銭儲けに走っているようなところは、同じです。
そんな時は、一の宮に参拝しましょう。
「○○の国一の宮」といわれる神社は、その国 ( 県 ) に生まれた人の産土の神様と言えましょう。
そもそも、どの神様に守られているかは、相当レベルの高い霊能力がないと分かりません。
新興宗教の教祖サマが、勝手なことを言って騙しますから、注意しましょうね。
就職や結婚、転勤などで故郷を遠く離れてしまったら、その土地の「一の宮」に御挨拶にいきましょう。
守って下さいます。
そういう場合でも、元の産土神と縁が切れたわけではありませんから、ご心配なく。
帰省したときに、お参りすれば歓迎してくれるでしょう。