日本では、霊力の強い妖怪とされています。
さらに銀毛九尾や、金毛八尾など、尻尾の数や色違いの妖怪として紹介している本もあります。
とはいえ、古代中国では、めでたいものとされていました。
天下太平だったり、君主に徳があるときに現れる「瑞獣」と、崇められていたものです。
神獣とか、神の使いと皆している書物もあります。
ところが、日本に来て、いつしか妖怪になってしまいました。
宗教団体によっては、魔物扱いしているところもあります。
急に霊が見えるようになったり、予言を始めたり、「神様の声が聞こえる」なんてことを言い出したら、「狐が憑いている」そうです。
普通の人には、レヘルの低い雑狐が、高い地位や影響力の大きい人には、金毛九尾が憑くそうです。
良いことではありませんね。
本当のことなのかどうか、証明のしようがありませんが。
昨日、お稲荷さんを話題にしたので、ついでに書いてみました。