彼岸は、七日間続きます。
中日に、先祖に感謝し、残りの六日間を「六波羅蜜」の修行をして悟りに近付く為のものだそうです。
私達一般人にとっては、お墓参りの機会です。
彼岸とは、向こう岸という意味で、極楽浄土を指してます。
成仏していない御先祖様に極楽浄土へ行って頂けるように、供養する機会ですね。
宗派によって、解釈の違いはあるようですが、この世の修行が足りず、極楽浄土にいけなかった先祖は、子孫の供養によって成仏できるそうです。
成仏していない先祖霊は、救いを求めて子孫に取り憑き、運を悪くしてしまいます。
レベルの低い霊能者が、「あなたの守護霊は・・・」と鑑定しますけれど、見えているのは成仏しそこねた先祖霊です。
守護霊は、人に取り憑いてはいませんから。
身体が重い、だるい、ツキがない、なぜだか他人に嫌われる、落ち込む、食べ過ぎる、おやつが止められないなんてことがあれば、先祖霊を疑って下さい。
そういう先祖霊が成仏してくれたら、一気に、運が良くなります。
ですから、お彼岸には必ず、お墓参りをしましょう。
仏壇があるなら、きちっと祀りましょう。
いまひとつ人生が、パッとしない方、行き詰まっている方、お墓参りを御無沙汰していませんか。
お墓参りは、自分の為でもあるのです。
御先祖様に対する気持ちは、もちろん「感謝」で。