お賽銭は、神前に置いてある賽銭箱に投入するもので、お玉串は、いわゆる祈祷料です。
賽の字は、神様に対する感謝という意味があります。
ですからお賽銭は、願いを叶えてもらった御礼とか、日頃の御守護に対する感謝を表すものです。
1円、5円、10円、11円・・・、語呂合わせや縁起の良い数字など、人によってこだわりがあるようですが、決まったものではありませんから、ご自由に。
感謝の気持ちがこもる額が良いでしょう。
どうせ、感謝の祈りの後に、願い事をしますよね。
5円や10円で願い事を叶えてもらおうというのは、どうなのでしょうか。
もう一つ、お玉串は、「なにとぞ、これで我が願いを叶え給え」と捧げるものです。
当然、額も大きくなりますね。
神恩感謝の祈禱もありますが。
大きな願い事があるなら、賽銭箱にコインを放り込んで簡単に済ませるより、きちんとお玉串をして、神主さんに祈祷してもらう方がよいでしょう。