沖縄地方のように、毎年必ず十数個の台風が来るところでは、対策が取られていますし、住んでいる人も準備を怠っていません。
台風による犠牲者の話は、あまり聞きませんね。
ところが北海道、本州、四国、九州では、台風が来る度に犠牲者が出ます。
仏教的な見地では、劫があるから犠牲になる、寿命が尽きたから亡くなるのですが。
この様に、「不幸になるのは前世の劫」というのが根本的にあるので、欧米のように寄付の文化が発達しないんだと言われています。
私からすれば、欧米に寄付が根付いているのは、聖書に書いてあるからだということになりますが。
慈悲の心で寄付をしているのではないと。
それはさておいて、劫が有ろうがなかろうが、災害は無い方が良いに決まっています。
語弊があるかも知れませんが、「他人のために祈るチャンス」でもあるのです。
何もない時に、他人の幸せ、人類の幸福を祈れと言われても、なかなか出来ません。
「そんなことより、私の悩みを解決してくれ」と思うのが、普通ですから。
潜在意識には主語がありませんから、他人の幸せを祈ることは、自分の幸せに繋がります。
台風がそれて、災害が起きないように祈りましょう。