「御魂磨きのために生まれてきたのだ」、「荒魂を磨かねばならない」と言って、頑張るのは素晴しいことですが、続きません。
私達は、幸せになるために生まれてきたのでもあるのです。
幸せですか。
幸せは、主観的なものですし、他人が決めるものではありません。
例えば芸術家や作家の中には、趣味の延長が仕事になった人がいます。
睡眠時間を削り、遊びに出掛けることもなく家に籠もって、仕事をし続けています。
傍から見たら、「なんて過酷で、苦しい思いをしているのだろう、可哀相に。」となりますが。
本人は好きなことに没頭しているのですから、楽しくて仕方がない。
休日無しで毎日15時間仕事をしていても、過労死とは無縁です。
一般の人は、なかなか、そういうわけにはいきませんね。
だから幸せになるために、「頑張る」のです。
成功を目指して頑張るわけですが、成功と幸せに関係はありません。
なぜか。
幸せとは、心の持ち方だからです。
成功して幸せの人も、成功したのに不幸な人も、成功してないから不幸な人も、成功していないけれど幸せの人も、それぞれ、いるのですよ。
無理をしている方は、ちょっと休んで、美しいものに目を向けましょう。
「神秘的な美しさ」という言葉があります。
美しいものには、神が宿るのです。
正常な精神なら、汚いものより美しいものを選びます。
美術館も良いですが、今の季節なら、紅葉ですね。
何色もの紅葉が見られるのは、日本だけだそうです。
美しい紅葉を見て、魂にエネルギーを注入しましょう。