「お屠蘇」と言えば、元旦にいただく日本酒というイメージがあります。
お屠蘇は、邪気を祓い、無病息災を願うものです。
これを、日本酒と本みりんをブレンドしたものに、5~8時間つけ込みます。
日本酒とみりんの割合は、甘さをみながらお好みでどうぞ。
元旦に、身体を清め、神仏をお祀りした後に、おせち料理を頂きます。
この、食事の前に、お屠蘇を頂きます。
折角ですから、古式に則りましょう。
お屠蘇は、東向きに頂きます。
家族の年少者から順に頂きます。
これは、若者の精気を年配者に分け与えるという意味があるそうです。
逆パターンもあって、年長者から順に頂くことで、年長者の知恵を若者に授けるというのもあります。
どちらでも良いでしょう。
余ったお屠蘇は、お客さまにも勧めましょう。
珍しがられるかも知れません。
この、屠蘇散は、スーパーやコンビニで売っています。
しかし、このブログを読まれている方は、神社に行って授かってきましょう。
神主さんが祈祷して、御神気がタップリ入った屠蘇散は、市販のものとはパワーが違いますよ。
値段は、100円~300円くらいです。
また、お子様やお酒が苦手な方は、みりんを煮切ってアルコールを飛ばしたものでどうぞ。
縁起物ですから、この様な儀式の積み重ねが、開運につながります。