困ったときだけじゃない神頼み

神社参拝だけでなく、スピリチュアルな分野も使って開運する方法を紹介しています。

宣り直し

宣り直し ( のりなおし ) とは、言い直すということです。
 
古事記の初めの方に、伊弉諾尊伊弉冉尊による国産みの段があります。
 
最初、女神である伊弉冉尊の方から声をかけて、まぐわいました。
 
その結果、生まれてきたのが「蛭子」、です。
 
国産みに失敗して、高天原に戻り占った結果、男である伊弉諾尊から声をかけよと言われ、その様にしたところ成功しました。
 
これが、「宣り直し」 の初めと言われています。
 
さて、今年1年を振り返って、いかがでしたでしょうか。
 
何もかも順調で、幸せ一杯だった方は、来年もそれが続くように、謙虚な姿勢で神様に向かいましょう。
 
そうではなかった方。
 
殆どの方が、何かしら、嫌なこと、不幸なこと、辛かったこと、悔しかったこと、後悔すること・・・など負の感情が持ち上がることがあったはずです。
 
不可抗力の場合も、自ら招いたことだとしても、辛いものは辛いです。
 
しかし、新たな年を迎えるにあたって、引き摺っていてはいけません。
 
スッキリと、新年を迎えるために、宣り直しましょう。
 
「あれは、あれで良かったのだ」 と。
 
どう考えても良かったと思えないことであっても、口に出して、「良かったのだ」 と言うべきなのです。
 
言霊の力で、いずれそれが「良かった体験」 になります。
 
納得していなくてもかまいませんし、腹が立っていてもかまいません。
 
「今年1年、よく頑張った。やりきった。全部、良かったのだ」 と。
 
日本語の「言霊の力」を信じて、宣り直すことで幸せになれるのですから。
 
試してみても、損は無いでしょう。