天津祝詞に関しては、随分前に紹介しました。
覚えられましたでしょうか。
これは、神様にお越し頂くための祝詞です。
神社に行けば神様がいらっしゃいます。
そこで天津祝詞を唱えると、自分の中に降りてきてくださいます。
遠くにいらっしゃる神様に祈るのと、自分の中に来て頂いた神様に祈るのと、どちらを選びますか。
拝殿の前に立ち、賽銭箱に五円玉を放り込んで柏手を打ち、「宝くじが当たりますように」と願い事をしても、叶うわけがありません。
それで願いが叶う人がいたならば、その人は、お参りしなくても「考えただけで実現する」、高いレベルの人です。
言霊の面からいいますと、「のりと」は「乗りと」と同じ音です。
祝詞は、神様にノリノリになって頂く言葉といえます。
天津祝詞を唱えれば、神様がその気になってくださるのですから、唱えない手はありません。
是非暗記して、唱えてください。
二礼二拍手一礼した後に、唱えます。
大きな声で唱えると、他の参拝客に迷惑を掛けて、「念・生霊」をもらいかねませんので、呟くように唱えましょう。