困ったときだけじゃない神頼み

神社参拝だけでなく、スピリチュアルな分野も使って開運する方法を紹介しています。

神様と仏様の区別

聖徳太子が仏教を輸入し、天皇が仏教を信仰することで、日本に仏教が根付きました。
 
日本の神様は、八百万の神々というくらいたくさんいらっしゃいます。
 
当時、それらの神々は、仏様が役割に応じて化身したものだと、考えられました。
 
これを「本地垂迹説 ( ほんちすいじゃくせつ ) 」と言います。
 
鎌倉時代中期になると、この逆に、仏様は神様が化身して現れたものだ、という説が出てきます。
 
これを「反本地垂迹説」と言います。
 
学者の考えることですから、庶民にとっては、どちらでも良いのです。
 
神様であれ、仏様であれ、守って下さり御利益を下されば、有り難い存在なのです。
 
そういうわけで、お寺の境内の中に鳥居があって神様が祀られていたりします。
 
弁天様は面白いです。
 
江ノ島弁財天や天河弁財天は神社ですが、竹生島弁財天はお寺ですから。
 
三宝荒神を祀っている清荒神は、「神」と付いていますが、正式名称は清荒神清澄寺です。
 
お寺で、メインに祀られているのが神様なんですよ。
 
ここの境内には、稲荷神社もあります。
 
そういえば、伏見稲荷は神社ですが、豊川稲荷はお寺でしたね。
 
神様だから、仏様だからと、区別したり拘ったりしなくてもいいようです。
 
両方から、功徳を頂いて開運しましょう。