前回は守護霊さんを呼び出して解決する、という方法を説明しました。
守護霊というのは、古い時代の人です。
亡くなったおばあちゃんが孫を守っている、なんて守護霊はありません。
それは、ただ取り憑いているだけの不成仏霊です。
気持ちは有り難いですが、確実に運が悪くなります。
もし霊能者に、その様なことを言われたら、きちんと供養して成仏させてあげましょう。
話が逸れました。
守護霊さんは、江戸時代とか、もっと古い時代のこともあり、礼儀については厳しいですから、そのつもりで。
さて、守護霊にもピンからキリまであって、相手の守護霊さんが立派な方なら問題ありません。
相手の守護霊さんが馬鹿なら、いくら祈っても、問題解決には至りません。
一週間経って、何の変化もなかったら、この方法をやめて、次の段階に行きます。
第二段階として、相手の御魂に祈ります。
人の魂は、神様の分魂 ( わけみたま ) です。
これに祈ります。
まず、天津祝詞を三回奏上して、場をきれいにします。
十言の咒 ( とことのかじり = アマテラスオオミカミ ) を十一回唱えます。
そして、「○○さんの御魂様、○○さんの御魂様」、と相手の顔をイメージしながら、念を込めて数回唱えます。
祈りの内容は、自分良し、相手良し、世間良しでないといけません。
御魂は神様ですから、神社や神棚で祈るように祈ります。
最後は、「かんながらたまちはえませ」で、締めくくります。
これは、相手の御魂を呼び出すのではなく、自分の御魂を飛ばしています。
ですから、寝静まっている時間帯に行う必要はありません。
その時間にやってもかまいませんが。
祈る相手は、神様です。
相手をコントロールしようとか、懲らしめてやろうという祈りなら、全く効きません。
また、相手が悪魔に魂を売ってしまっていたり、邪悪なものに取り憑かれていた場合も、効果はありません。
それどころか、危険ですから、あらかじめ自分の守護霊さんに、よ~くお願いしておきましょう。