仏教には、「観想」という修行があります。
仏を思えば、その心が仏になるというものです。
これを推し進めていくと、自分と仏様が一体となる感覚が起こります。
くだけた言い方をすれば、「仏様と合体する」、ということですね。
慣れればイメージだけでも出来ますが、最初は、仏像があった方が良いでしょう。
また、中小企業では、毘沙門天像を祀っているところもありますね。
自宅でお祀りしても、良いですよ。
像がなければ、写真でも出来ます。
観想のやり方ですが、まず、お祈りをします。
次に、心を落ち着けて、じっと仏像を見つめます。
そして、仏様が自分の中に入ってくるイメージをします。
次に、自分が仏様の中に入るイメージをします。
仏様の目を通して自分を見ているイメージです。
これを何度も繰り返している内に、一体感が得られるようになります。
合体しているのですね。
さあ、出掛けましょう、もう、怖いもの無しです。
注意点は、ただ一つ。
愛の祈りに徹する、ということです。
相手を懲らしめようとか、自分の欲望だけを祈っても、合体してくれません。
自分良し、相手良し、世間良しの祈りで、問題を解決しましょう。
毎日、仕事に行くのがプレッシャーになっている人、イヤな上司に会うのが辛い人は、強そうな仏様に守ってもらいましょう。
そうでない方も、一度、試してみてください。
愉快な体験が出来ると思います。