困ったときだけじゃない神頼み

神社参拝だけでなく、スピリチュアルな分野も使って開運する方法を紹介しています。

東日本大震災から7年

被災された方には、心からお見舞い申し上げます。

家族を亡くされた方、特に、子供や孫を亡くされた方の心の痛みは、想像を絶するものでしょう。

残された者の辛さを、少しでも和らげるのが宗教であり、宗教家の務めです。

お経を上げるだけなら誰でも出来ますが、日々勉強し、心温まる法話が出来るお坊さんは、数少ないですが、立派です。

さて、不幸にして亡くなられた方の殆どは、ちゃんとあの世に行きます。

誰にでも守護霊さんが付いていて、あの世へ導いてくれます。

しかし、あの世へ行かない・行けない場合もいくつかあります。

まず、自分が死んだことを自覚できないとき。

この世の者から見れば一目瞭然ですが、亡くなった本人にとっては、時間が連続していますから、死んだことに納得できないのです。

次に、この世に執着が強いとき。

財産や家族に対する執着心から、なかなかあの世に行きません。

これらは、守護霊さんが納得させて、やがて成仏するようです。

怨みつらみが残っている場合は別で、何百年も相手の家系を呪い続け、祟り続けます。

こういうのは、強力な霊能者でないと、救えません。

もう一つ、あの世に行けない場合があります。

これは、残された家族の執着です。

身内を亡くすのは辛いです。

何日も泣いて暮らす人もいるでしょう。

四十九日の間はかまいませんが、それを過ぎても悲しんでいると、成仏できません。

あの世へ行くのを引き留めてしまっているのです。

お坊さんの法話を聞きに行ったり、宗教書を読んだりして、勉強するしかありません。

知性で感情を抑え込まない限り、悲しみの日々は続きます。

私たちは、生まれかわり死にかわり、何百回、何千回も、この世とあの世を行き来しています。

そのたびに別れがあって、残された者は辛い。

辛さを克服させてくれるのが、教養です。

たくさん、読書しましょう。