人生における苦しみのランキングは、
1、早死に
2、貧困
3、病気
4、人間関係
5、希望の仕事に就けない
でしょうか。
2番と3番は、人や、時と場合で入れ替わります。
さて、5番目「希望の仕事に就けない」のも、辛いものがあります。
昔と比べて様子は変わってきたとはいえ、一度就職すると定年まで同じ会社に勤める、というのが多いですね。
30年以上の間、嫌な仕事も我慢し勤め上げるのが、日本人の美徳なのでしょうか。
転職するのは、ヘッドハンティングされたとしても、抵抗があるものです。
ヘッドハンティング以外の転職は、殆どの場合、収入が減ります。
「希望の仕事に就けない」のは、苦しみの中では最低ランクで、我慢していても「劫」の減り方は少ないでしょう。
私は、相談されたら積極的に転職を勧めています。
輪廻転生はしても、今世は、一度きりの人生です。
30年も40年も我慢し続けるのは、いかがなものでしょうか。
寿命が尽きたとき、「やりきった」と、笑って死ねる人生でしょうか。
平穏無事なのかもしれませんが。
上記の1番~4番の苦しみが全く無く、5番目だけだという人は、そもそも劫が少ないのです。
チャレンジしない手はありません。
失敗しても、魂の成長の記録になります。
神様が成績帳を付けていたら、成功も、失敗もプラスの加点をしてくれるでしょう。
失敗も、成功も、みな成功なのです。
長生きしても、高々100年ほどですから、やりたくないことはやらない、やりたいことだけやる、べきなのです。
スティーブ・ジョブズも、同じようなことを言ってますよ。