なぜ神様のことに詳しいのですかとか、霊能者さんですかとか、よくいわれます。
神仏や占いの知識、技術を身につけるようになった経緯をお話ししましょう。
思い返せば、大学3年の頃です。
自分で言うのも憚られますが、至って真面目な学生だったと思います。
ある日を境に、突然のように、やることなすこと、総てが上手くいかなくなりました。
上手くいかないと言うより、全て失敗するのです。
担当の指導教官とも、しっくりいかなくなりましたし、付き合っていた彼女も去っていきました。
大学院の入試にも失敗し、就職活動も上手くいきませんでした。
卒業後は、アルバイトで食いつなぐ日々でした。
それも、理不尽な理由で辞めさせられたりして、お金が全く無いということを経験しました。
戦後、裕福になった日本で「飢え」を、経験しましたよ。
さんざん辛い目に遭ってはじめて、「これはおかしい」と、考えるようになりました。
そこからです。
先ず、仏教について勉強しました。
沢山あるお経の日本語訳、解説本を、随分沢山読みました。
論語、大学、中庸など、中国の古典も片っ端から読みました。
このとき、不幸・不運ばかり起きる原因が分かったのです。
それは、大学3年になるときの引っ越しにありました。
五黄殺の方角に、引っ越していたのです。
この方に引っ越すと、持って生まれた劫が一気に吹き出します。
引っ越しにおける方位の影響は、11年半から12年続きます。
人は、60年かけて前世の劫を祓うと言われています。
一生かけて、という説もありますが。
銀行のローンを前倒しするかのように、40年分の劫を10年あまりで返すのですから、辛いですよ。
幸い私の場合、肉体に関する劫が少なかったようで、大怪我や大病はしませんでした。
しかし、それ以外のこの世の不幸は、ほぼ総て味わいました。
そこで、吉方位旅行をして、プラスの気を補給することにしました。
そのとき、年盤、月盤が同会していて、大吉方位だったのが北西でした。
何も考えず、東京から約300キロ離れた能登へ、一週間の佑気旅行に出掛けました。
長くなりましたので、明日に続けます。