今年の折り返し地点が近づいてきました。
今日は、六月度朔日月次祭でしたね。
神棚をお祀りされましたか。
日頃、ご無沙汰していても、月に一度くらいは、神棚に手を合わせましょう。
さて、今月末には、全国の神社で夏越しの大祓が行われます。
その際、人形 ( ひとがた ) を潔斎して、半年間の罪穢れを祓って頂けます。
そろそろ、神社では人形の受付が始まるのではないでしょうか。
過去二回説明していますので、繰り返しになりますけど、重要な神事ですから、あらためて書きますね。
私たちは、法律を破らなくても、道徳的、倫理的に間違ったことをしてしまいます。
自分や家族を守るためであったり、欲望のせいであったり、理由は色々でしょう。
他人や自分自身との約束を破ったり、つい怠けてしまったり、やるべきことを怠ったり。
生身の人間ですから、気分が乗らない時はサボりますし、やむを得ず他人を裏切ったりもします。
他人を羨んだり、妬んだり、腹を立てたり、憎んだり、呪ったり、色々あるのが人生です。
これらのことを、綺麗さっぱり洗い流してくれるというのが、大祓の神事です。
やり方は、簡単。
神社に用意されている人形に名前を書き、息を吹きかけるだけです。
その際、「知って犯したる諸々の禍事罪穢れ ( まがごとつみけがれ ) 、知らずに犯したる諸々の禍事罪穢れを、祓い給え、清め給え」
と、祈ると、なおよろしいでしょう。
お玉串はご随意で、という神社が多いですね。
五十円でも、百円でも、千円でも、良いのですが、最も神様に通じるのは、「ちょっと痛い」 位の額です。
痛いとダメですよ。
ちょっと痛い、が良いのです。
月末までに、一度は参拝して書いてきましょう。
名前には、その人の魂が宿りますから、家族や大切な人の分も書いてあげると良いでしょう。
それは、大きな徳積みにもなります。