仏様に御祈願する時に、一般には両方の掌を合わせます。
密教などの宗派では、指をずらして合わせるのもあります。
それぞれに対応する真言があり、印があります。
印とは、手の組み方です。
三密とは、
身密 ・ 身体の働き
口密 ・ 言葉の働き
意密 ・ 心の働き
この三つの仏の働きをいいます。
「資格のない者が、勝手に印を結んではいけない」 などという人が、たまにいます。
その根拠は、分かりませんが。
私は、仏教関係の資格は何も持ち合わせていませんけど、印を結んで祈ります。
それで、仏罰を受けた覚えはありません。
お呼びしたい仏様をイメージし、印を結んでマントラを唱えます。
こうすることで、仏様と感応しやすくなります。
神様に祈るのと違い、人の形をした仏像がありますから、お願いを聞いて頂いているというリアルな感覚があります。
「印」 は、ネットで検索すると簡単に見付かりますから、試してみて下さい。