夏越しの大祓まで、あと一週間ですね。
人形を、書いてきましたか。
人形で祓って頂けるものは、「禍事、罪、穢れ」 です。
神道的な定義は、国語辞典に書いてあるものと少し違います。
禍事とは、凶事です。
病気、災難、などの不幸事です。
これらを引き寄せるものが自分の中にあるので、それを祓って頂きます。
罪とは、刑法に書かれている犯罪に限りません。
神様が最も嫌う罪は、「怠り」 です。
誰にでも、思い当たることはあるでしょう。
年の初めに誓ったことを、最後までやり通す人は、希ですから。
やり続けられなかった人は、怠っているわけです。
また、嫉妬したり、恨んだり、呪ったり、他人や自分を傷つける言葉を言ったり、傷つけることをしたり。
意識してやったことも、無意識のうちにしてしまったことも、罪です。
「どうせ私なんて・・・」 と自分を貶めたり、犠牲者意識を持つのも、「罪」 です。
穢れとは、「気が枯れる」 ことをいいます。
がっかりして、意気消沈することですね。
とくに身内を亡くされた方は、この度合いが非常に大きいものになります。
人形を一枚書いたところで、どうなるものかと思われるでしょうけれど、復活の切っ掛けになりますよ。
がっかりして、無気力のまま過ごしていても、良いことなど何もありませんから。
人形を書くと、薄皮をはがすように、少しずつ人生が改善されていきます。
年に二回、何年も、出来れば一生継続されることを強くお勧めします。