今月に入って何度も勧めてきました神事ですが、明日、全国の神社で執り行われます。
毎回、人形 ( ひとがた ) を書いている人は半年分、初めての人は、今まで積もりに積もった罪穢れを、祓って頂けます。
全部ではないでしょうけど。
何事も、徳分相応です。
反省することの多い方は、少し痛いくらいの御玉串をしましょう。
この時期は、神社に茅の輪が設置されています。
くぐる時に、
「水無月の 夏越の祓 する人は 千歳の命 延ぶといふなり」
と唱えます。
茅の輪は、神社によって七月七日まで設置されています。
これをくぐることで、罪穢れが祓われます。
茅の輪が、人々の罪穢れを吸い取ってくれるのですから、間違っても、茅の輪の一部をちぎって持ち帰ってはいけません。
記念にと思って持ち帰ったら、大変なことになります。
なにせ、多くの人の罪穢れがこびりついているのですから。
さて、人形は、お焚き上げされたり、水に流したりして潔斎されます。
あすは、神主総出の神事ですから、時間のある方は参加されると良いでしょう。
行けない方は、潔斎されるだろう時間帯に静かに寛いで、感覚の変化を感じてみましょう。
温かくなったり、軽くなったり、何かしら感じられたら、嬉しいですよ。
何も感じなくても、人形を書いてきた人には、御神徳が行き渡りますので、ご心配なく。
今年の折り返し地点です、後半も、盛り上がっていきましょう。