「あなたが生まれてきたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。
だからあなたが死ぬ時は、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生を送りなさい。」
この教えは、部族名は解りませんが、アメリカインディアンに伝わる言葉です。
一時、「インディアンは差別用語だ。ネイティブアメリカンと呼ぶべきだ。」 と、白人リベラルが声高に叫んでいました。
しかし、当のインディアン達は、「ネイティブなんて呼ぶ方が差別だ、我々はインディアンで結構。」 と言っているようなので、ここでは、「インディアン」 と表現します。
それはともかくとして、素晴らしい教えだと思いませんか。
8月のお盆が近づいてきて、御先祖様や、ここ1年以内になくなった親戚、知人に思いを馳せている時、この言葉に出会いました。
人は、必ず死にます。
致死率100パーセントであり、いつかは必ず死にます。
その時、笑って死ねますか。
あれもこれもと、後悔ばかりではありませんか。
それも、やらなかったことの後悔が多いのではないでしょうか。
私の場合、「やらなきゃよかった、あのとき自重していれば・・・」 も、結構ありますが。
少なくとも、今は笑えません。
では、周りの人は泣いてくれるでしょうか。
家族だけでしょうね。
あまり、人に好かれるような、感謝されるような日々ではありませんから。
と、いうようなことを考えさせられる言葉でした。