困ったときだけじゃない神頼み

神社参拝だけでなく、スピリチュアルな分野も使って開運する方法を紹介しています。

災害は禊ぎか

東日本大震災の後、当時の東京都知事が「神罰が下りた」 みたいなことを言っていましたね。

悪いことをしたから、バチが当たったのだと。

何の被害もない部外者だからこそ、言える言葉です。

身内を亡くした人で、こんなことを考えた人など、いるでしょうか。

しかしながら、そういう考え方があるのも事実です。

人は誰でも罪を犯します。

刑法犯だけではありません。

圧倒的に多いのは、神様の目から見ての「罪」 です。

罪とは「積み」 であり、世代を重ねていくごとに積み重なっていきます。

そして、精算する時が来る。

それが、大災害だったり、戦争だったりで、多くの犠牲者が出る。

亡くなった人は、その時に亡くなるために生まれてきた ( 生まれさせられてきた ) のだと。

全て、神様が仕組んだことであり、劫が祓われることで未来が良くなっていく。

というような考えが、あるのです。

天災は、避けることが出来ません。

地震予知は、政府は確率を発表したりしています。

実際は、予知することは不可能です。

水害に関しては、山の整備や治水で、かなり防ぐことが出来るでしょう。

予算を付けないで放ったからしにしているのは、人災と言えます。

それはともかく、その土地に嘗て暮らしていた人達の劫を、現代の赤の他人が犠牲になることで祓うというのは、なんだか理不尽な気もします。

人は、病気や事故、災害で死ぬのではありません。

寿命が尽きて死ぬのです。

飛行機が墜落して、500人以上亡くなっても、生き残る人がいるのです。

災害でなくなるのも、寿命です。

私達は、何度も生まれ変わっていますから、地域や国の劫を晴らすために犠牲になった人生もあったでしょう。

前世の記憶があったら、きっと、辛いでしょうね。

台風がきて、こんなことを考えていました。