生きていれば、嬉しいことも辛いこともあるのが当たり前です。
前世の徳と劫、今世積み上げてきた徳と劫に応じて、体験することになります。
人生を終える時、51勝49敗、二つの勝ち越しだったら善き人生だったと言えるのではないでしょうか。
神様のことを勉強したり、徳や劫の仕組みを知れば、行動が変わります。
行動が変われば、神仏や御先祖様のお力添えが頂けます。
55勝45敗、10の勝ち越しだったら素晴らしい人生ですよ。
60勝40敗で、20も勝ち越したら最高の人生と言えます。
ただし、最高の人生でも、40敗くらいはすることになります。
前世の劫は、今世に祓ってしまわなければなりません。
それは、辛い、苦しい体験として、やってきます。
その時に、どう捕らえるか。
辛い思いをした分だけ、確実に劫は晴れています。
借金が減っていくようなものです。
やがて完済する日が来ます。
ただ、どれだけ残っているのか分からないのが、不安ですが。
号が晴れているのですから、辛いことも、「善いこと」 なのですよ。
幸不幸は、人の感情です。
同じ体験をしても、ある人にとっては幸福であり、別の人にはたいしたことのない体験であったりします。
「辛い分だけ劫が晴れた、善かったなあと」 声に出して見ましょう。
日本語は、言霊ですから、声に出すとパワーが出ます。
善かった、善かったと言っているうちに、善かったと思えるようになり、善いことがやってきます。
辛い時に、悲劇のヒロイン感に浸っているのは、時間が勿体ない。
「神様、劫を晴らして下さって、ありがとうございます。」 と声に出します。
すると、何もしていないのにお礼を言われてしまった神様は、御神徳を出さざるを得ません。
「感謝の先取り」 という開運法です。
辛いこと、悲しいこと、苦しいことは全部、善いことに変えていきましょう。