お盆の期間、8月13日から16日まで、地獄の釜の蓋が開きます。
地獄は、この世で言うところの刑務所みたいな所です。
この期間だけ、刑罰がお休みになるのです。
休みをもらって帰ってきた地獄の先祖例達は、もてなしてもらうことを期待しています。
仏壇に、御馳走を供えてあげて下さい。
もちろん、格の高い御先祖様も帰っていらっしゃいます。
低い先祖霊達にとっては学習や悟りの場になり、悟った分だけ、地獄の刑期が短くなります。
期限までに帰ってくれればよいのですが、たまに、この世に留まってしまう霊もいるので、ご注意下さい。
とは言っても、自分ではどうすることも出来ませんが。
お盆が済んでから、体調が悪い、身体が重い、冷える、イライラする、意味もなく悲しい、など明らかにおかしい感じがしたら、先祖霊に取り憑かれています。
とりあえず、お地蔵様にお願いしてみましょう。
お地蔵様が、迷っている霊をちゃんとした霊界に連れて行って下さいます。
それでダメなら、観音様。
それでも変化がなければ、お寺で先祖供養の祈祷を受けて下さい。
放っておくと、病気になったり、事故や犯罪に巻き込まれたりで、ろくなことがありませんから。