宗教にかかわらず、たとえ無宗教でも、御先祖様には感謝すべきです。
直系の御先祖様の、ただ一人でもいなかったら、自分はこの場にいないのです。
先祖あっての自分だと、自覚することで、先祖の霊流を強く受けます。
霊流というのは、エネルギーの流れです。
霊流は、この世でも存在するもので、例えば会社。
社長が運の良い人なら、社員の運も良くなります。
社長の運が下がり始めると、社運も下がり、社員の運も下がっていきます。
部や課、クラブ活動、その他団体はどれも、上に立つ人の霊流を受けます。
さて、20代、30代と遡ると、御先祖様は星の数ほどいらっしゃいます。
地獄に堕ちて苦しんでいる先祖から、世の中に大きな貢献をした立派な御先祖様まで、いろいろいます。
感謝の気持ちを理解する先祖は、真ん中より上のレベルですから、感謝されると、助けてあげよう、守ってあげようと思ってくれます。
上のレベルは運も良いですから、良いエネルギーが流れてきて、自分の運が良くなります。
霊流というのは不思議なもので、身体に変化があったりもします。
血縁のない養子をもらっても、成長するにつれて、そこの「家系の顔」 になります。
長年連れ添った夫婦は、顔が似てきます。
飼い犬が飼い主にそっくり、なんてのもありますね。
霊的な交流があり、霊流を受けるからです。
手相家の西谷泰人先生が仰るには、薄毛に悩んでいる人は、「髪の毛ふさふさの御先祖様、守って下さい」 と祈ると良いそうです。
この応用で、病弱な方は健康な御先祖様、痩せたい方はスリムな御先祖様、受験生は学者の御先祖様などにお願いすると良いですね。
血は水よりも濃いと言います。
血の繋がっている御先祖様は、あなたを大切に思って下さっています。
せめてお盆の期間くらいは、感謝の気持ちで過ごしましょう。