明日は一日ですので、全国の神社で朔日月次祭が行なわれます。
毎月一日には、必ず産土様や一の宮に参拝すると決めて、やり続けている人は、常に神様に守られていることでしょう。
大きな願い事が叶ったり、大金が入ったりしないからといって、守られていないわけではありません。
平穏無事な日々が過ごせていれば、御神徳を授かっているのですよ。
「一日に参拝する。」 と決めて参拝し続けることは良いことです。
ただ、拘ってしまうと、プレッシャーになります。
そして、参拝できなかったら、マイナスの思いを持ってしまいます。
神棚を祀るのも、同じです。
私は、その辺りはとてもゆる~く考えています。
一日に出来なければ、二日にでもいいじゃないかと。
二日もダメなら、三日でも四日でも。
これなら、「ねばならない。」 気持ちから解放されます。
そうしないと、神社参りや神棚祀り自体が、目的になってしまいます。
神様にお参りするのは、自分、家族、周囲の人、日本の国民の幸福を祈るためです。
お参りは手段であって、それ自体が目的になってはいけません。
「手段が目的になることを、趣味という。」 と、誰かが言っていましたね。
さて、朔日月次祭に参加しなくても、お祭りの後は神様が大いに発動されています。
いつもより、多めの御神徳を下さるでしょう。
そのような下心があっても、正直に祈りの中に入れてみましょう。
素直な奴じゃ、と受け入れてくれるでしょう。
今年の初めに誓ったことで、まだ達成できていないことがあったら、心を改めて、明日からリ・スタートしましょう。