被災された方には、心からお見舞い申し上げます。
北海道の、ある新聞店の人が、配達に出てすぐ地震が起きたそうです。
すぐに店に戻ってみたら、建物の一階部分が潰れていました。
もう少しそこにいたら、あるいは、もう少し早く地震が起きていたら、彼は亡くなっていたでしょう。
運が良かったと言えます。
皆さんは、運が良くなりたいですか。
顔が良い、スタイルが良い、頭が良い、性格が良い、センスが良い・・・、色々ありますが、一番幸せなのは、「運が良い」 人でしょう。
「開運したいですか」 と聞かれて、「いいえ、別に。」 とか、「いやです。」 と答える人はいないでしょう。
勘違いしている人がいますが、運が良いということと、願い事が叶うというのは、別の話です。
運が悪くても、精進努力の末に目標をつかみ取る人がいます。
神様としては、運が良くてスイスイ事が運んでいる人よりも、逆境にもめげず頑張っている人を応援したくなりますよ。
また、運が悪くて辛い日々を過ごす人ほど、荒魂が磨かれます。
辛い日々を抜け出すための努力が極まって、それでも上手くいかなければ、努力の方向性を検討するでしょう。
その時、奇魂が磨かれます。
自分は独りじゃないと気づき、人との繋がりの大切さを学べば和魂磨きになります。
辛い思いをした人は心の痛みが分かりますから、他人に優しくできます。
叩き上げで成功した人が、孤児の支援をしたり、寄付をしたりするのは、苦労したことで幸魂が磨かれたのです。
とすれば、運が悪い方が、反って幸せなんじゃないかと思いませんか。
運が良いというのは、「苦労や難を逃れる」 だけの話じゃないかと。
運の悪い人は、喜びましょう。
御魂を磨くチャンスですよ。
運の良い人は、苦労しようと思っても出来ないのですから。
運の良い人も、喜んで下さい。
運が良いのは、前世に多くの徳を積んだからです。
良い流れに乗って、さらなる高みを目指しましょう。
運を浪費するだけでは、来世に苦労が待っています。
来世の御魂磨きのために運を浪費するというのは、馬鹿ですよ。