困ったときだけじゃない神頼み

神社参拝だけでなく、スピリチュアルな分野も使って開運する方法を紹介しています。

彼岸の入り

今日から、秋のお彼岸です。

彼岸といえば墓参り。

「8月のお盆に行ってきて、間が無いじゃないか」、と仰る方もいるでしょう。

遠く離れたところに住んでいたら、なかなか、行きにくいものです。

お盆は、御先祖様が帰ってくる日ですから、墓参りをしないで、仏壇だけ拝んでいても良いような気もしますけど。

それでも、きちっとお参りして、「御先祖様、感謝してますよ」 と態度で示すことが大事です。

さて、秋の彼岸については去年の彼岸の入りに書きました。

もう一度、復讐しておきましょう。

彼岸の期間中に、私達は六波羅蜜を行ないます。

六波羅蜜とは、仏様の境地に至るための六つの修行です。

布施・・・見返りを求めないで施す。

持戒・・・法律、道徳、常識などに従って、自らを戒める。

忍辱・・・辱めを受けても、堪え忍ぶ。

精進・・・不断の努力。

禅定・・・冷静に、客観的に自分を見つめる。

智慧・・・本来持っている仏の智慧を思い出す、悟る、実践する。

本当は、寿命が尽きる日まで、毎日やらなければならない修行ですが、出家の身でない者には難しい。

そこで、お彼岸の期間中くらいは思い出しましょうということです。

中日は、一休みして、御先祖様に感謝を捧げましょう。

先祖あっての自分です。

ろくでもない先祖もいるでしょうけど、立派な御先祖様もいらっしゃいます。

修行が完成して、ものすごい霊力を持たれている御先祖様がいらっしゃるかも知れません。

良い機会ですから、ゴマを擂っておきましょう。

神に近いレベルまで行ってらっしゃる御先祖様は、姑息なことをしても、お見通しでしょう。

それでも、「可愛いやつよ」 と、力を添えて下さいます。

良い方向へ、導かれるでしょう。