○○になりたい、○○が欲しい、○○したい・・・。
願望には、きりがありません。
しかし、願望があるから生きる力も湧いてきます。
励みにするか、執着してしまうか、このバランスが難しいですね。
執着してしまうと、実現するために手段を選ばなくなってしまいます。
その最悪のものが、犯罪です。
粗暴犯であろうと知能犯であろうと、欲望を満たす行為です。
その次が、新興宗教の団体に引っかかって入信してしまうことでしょうか。
この場合、教団に貢ぎ続けた結果、自分は破産し、家族に迷惑を掛けることになります。
もう少し軽い場合、黒魔術等のオカルトにのめり込むことです。
その世界に入ってしまいますから、日常生活が破綻してしまいかねません。
生け贄の儀式なんかやると、劫を積みますから、結果が出ても直ぐに不幸が訪れます。
この逆に、願望を捨てる修行も、やらない方がいいでしょう。
インド系の瞑想を取り入れ、菜食主義に走っている人は、欲が消えていきます。
本人は幸せなのでしょうけど、社会に役に立たない人間になります。
生きる屍と言っては失礼かも知れませんが、それに近いですね。
断捨離が流行っていて、近頃では心も断捨離しましょうと言われるようになってきています。
願望を捨てるんだと勘違いして、捨てよう捨てようと頑張る人がいますが、捨てられるわけがありません。
簡単に捨てられる願望は、心から願っていないものでしょう。
捨てるべきは、執着です。
私達は、願望が実現しなくて苦しいのではなく、願望に執着しているのが苦しいのです。
執着をすてる最もいい方法、それは、何かに熱中することですね。
仕事でも、趣味でもかまいません。
没頭は、神様が喜ばれる状態です。
没頭できるものが、ありますか。