数を数える時には、ものによって単位が違います。
神様の数え方は、ご存じですか。
神様は、柱 ( はしら ) 、または、座 ( ざ ) 、を用います。
一柱 ( ひとはしら ) 、二柱 ( ふたはしら ) と数えます。
また、人々の幸せを祈る時、「一柱も漏れ落つことなく、救い給え。」 の様に言います。
私達の魂は神様の分魂、神様そのものですから、私達自身も「一柱、二柱・・・」 と数えるのですね。
神様に対して祈る時だけですけど。
神社で授かる御札は、一体、二体・・・、と数えます。
神様が宿っていると考えて、そう数えます。
神様そのものではないので、一柱、二柱、とは数えません。
おみくじは、一本、二本・・・、と数えます。
神社そのものは、一宇 ( う ) 、二宇・・・、あるいは、一社、二社・・・、と数えます。
これらのことは、教養の一つとして持っていれば、役に立つ時があるかも知れませんね。
むやみに自慢すると、いやらしいですけど。