何物にも束縛されない自由な状態こそ、自然な状態です。
人間関係のしがらみで不自由を感じているなら、それは、異常だと言えます。
やりたいことが出来ずに不自由な状態が続くと、御魂が傷つきます。
意欲が湧いてこない、やる気が出ない、「もう、いいや」 と諦めがちになる。
そうなっていませんか。
なっている人は、御魂が傷ついています。
他人に対して気を遣うことが、主な原因です。
なぜ、必要以上に気を遣うのか。
それは、嫌われたくないという保身の気持ちがあるからです。
結果、「ヒトのいい人」 になってしまっています。
他人からすれば、使いやすい、都合の良い人です。
もはや、人と言うより道具感覚で使われているかも知れません。
良かろうはずがありませんよ。
今、この時点から、我が儘になりましょう。
「ヒトのいい人」 は、自分で我が儘すぎると感じるくらい自己主張しても、まあ、普通レベルでしょう。
ただ、一点だけ注意して下さい。
我が儘になると決心し、自己主張を始めた人は、慣れていない分だけ、相手にキツく当たってしまいます。
卓球のスマッシュや、バレーボールのスパイクみたいに、打ち返してしまうのです。
理不尽な要求を断る時、「いやです。」、「だめです。」、「出来ません。」、の前に、枕詞を付けましょう。
「お困りのようですけれども」、「お気持ちはお察ししますが」、「申し訳ありません。あいにく今は・・・」 みたいな言葉です。
ワンクッション置くことで、断る言葉の語調が和らぎます。
こちらの事情も話せば、強要されることが、かなり減ります。
世の中には性格の悪い人間もいますから、これで全てが上手くいくとは限りませんが。
少なくとも、「ヒトのいい人」 から脱却できれば、自由な時間が増えます。
人生、長生きしても、たかだか百年ですよ。
残り時間を考えて下さい。
他人のために、貴重な時間を提供している暇など、あるわけがないのです。
時間 = 命なのです。
自由になりましょう。