先日、三枝成彰さんの言葉を紹介しました。
ピアノは、20年練習すればプロとして、お金が取れる。
40歳で始めたとしても、60歳でプロになり、それから20年はプロのピアニストとしてやっていける。
ピアノなどの楽器は、普通、幼少の頃に始めないとダメだみたいな風潮がありますが、そうではないと。
何事も、始めるのに遅すぎることはない。
と、いわれても、既に60歳を過ぎている人は、プロになれないではないか。
なんて反論があります。
私達が生まれてきた目的を考えると、それで良いのです。
私達は、御魂を磨くために生まれてきました。
あの世では磨きにくいので、何度も生まれ変わって、この世に来ます。
一回の人生は、長い御魂の歴史の1ページに過ぎません。
今回の人生をマラソンに例えると、24キロから25キロの間の1キロみたいなものです。
何かに熱中して、中途半端に終わったとしても、来世は、その続きから始めることが出来ます。
生まれつき、得意たというものが誰にでもありますね。
それば、前世までに、ある程度習得しているのです。
磨いた能力が来世に持ち越せるのは、嬉しいことです。
今、勉強しておけば、来世は生まれつき頭の良い子です。
楽器の練習をしておけば、来世は、音感の良い子として生まれてくるでしょう。
音楽家の道を歩むかも知れません。
徳分同様、来世への貯金として、何かを学んでおくべきでしょう。
完成すれば、来世は、全く別の道を進むかもしれません。
中途半端で、良いのです。
今、50歳でも、60歳でも、新しいことを始めましょう。
来世、再来世・・・、と考えたら、何も、焦る必要はありません。
仕上げなくても、良いのですから。