徳分は、幸せの素ですから、沢山徳を積んで今世も来世も、幸せでありたいものです。
徳を積むことで幸せになるのは、自分だけではありません。
徳を積むことで、あの世にいる先祖の待遇が良くなるようです。
もともと徳の高い御先祖様で、天国・極楽にいらっしゃる方々には、あまり関係ないでしょうけど。
真ん中以下の、低いところにいる先祖には、嬉しいことです。
放ってけば助けを求めて子孫に取り憑くような先祖が、待遇が良くなれば、自分の修行に励みます。
その結果、私達の不運が軽減されるわけですね。
今ひとつパッとしない人生だったり、、縁遠かったり、病気がちだったりするのは、低レベルの先祖の影響だと言われています。
この人達の待遇を、良くしてあげましょう。
通常、お寺で供養という形を取りますが、普段の徳積みが重なると、それも供養になるのです。
また、中国では、代々徳を積むことで優秀な子孫を生み出すという考え方があります。
7代掛けて徳を積み、8代目に立派な人材となる子孫を輩出するのです。
スケールの大きな話ですね。