1月15日は、小正月です。
旧暦の元日は新月で、15日に満月になります。
大昔、1年の最初の満月を元日としていたらしく、その風習が少しばかり残っているのですね。
小正月には、無病息災を願って、「小豆粥」 を食べます。
また、小豆粥の出来具合で、今年1年の吉凶を占います。
私は、占えませんが、神事として執り行っている神社が、多数あります。
さらに、地方によって違いますが、本日15日や前日の14日、左義長が行なわれます。
田圃に竹を数本立てて、藁を積んで燃やします。
その際、注連縄等の正月飾りを燃やすのです。
書き初めを燃やして、高く舞い上がったら、文字が上達すると言われています。
左義長は、地方によって、様々な呼び方があります。
鬼火焼き、どんど、とんど、とんど焼き、おねっこ、かんじょ・・・。
田圃がなくなったところでは、廃れてしまいましたが。
1年を通して、昔からの行事が沢山あります。
時の試練に耐え抜いて続いてきた行事には、見えない力があります。
単なる迷信が、何百年も続くわけがありません。
一の宮クラスの神社では、ほぼ全ての行事が行なわれているでしょう。
出来る限り参加することが、開運への近道であり、幸せな人生を続けていくことに繋がります。