どうしても叶えたい願い事がある時に、「○○断ち」 をする人がいます。
子供が受験生で、合格するまでお茶を飲まない。
孫の手術が成功するように、大好物の肉を食べない。
こんな風に、自分以外の人、身内のために行なうことが多いですね。
これは、自分の努力ではどうしようもない願いを叶えてもらいたい時、有効な手段と言えます。
神様に対して、自分の苦労と引き替えに、願いを叶えてください、と祈るわけです。
ですから、いかに神様を感動させるかが、鍵になります。
お酒を断ちますといいながら、上司に誘われたから・・・など、言い訳を付けて飲んでしまうと、願いは叶わないでしょう。
それどころか、裏切るようなことをすれば、眷属に戒められることもあります。
最も好きなもの、長年の習慣を断つことが重要です。
期限を決めて、決めた期間は絶対に断ち続けなければなりません。
嬉しいことに、三日坊主の人や何をやっても長続きしない人が、神様への誓いを守り通すと、効果は絶大です。
ある程度修行できていて、物事を継続することが苦にならない人は、この手の祈願をしても効果は薄いでしょう。
そのレベルの人は、○○断ちをしなくても、真心からの願いなら神様は、ほぼ、聞いてくれますから、必要ないと言えます。
また、二十一日祈願とか、二十一日連続お百度祈願など、行動し続ける祈願は、執着心が出てきてしまいます。
○○断ちは、その点、マシかも知れません。
執着心は、願いが叶うことを妨げてしまいますから。