困ったときだけじゃない神頼み

神社参拝だけでなく、スピリチュアルな分野も使って開運する方法を紹介しています。

感情をコントロールすることの難しさ

悪感情の中で最も厄介なものが、「怒り」 です。

怒りは、瞬時にMAX に達してしまいます。

人を怒らせれば、自分に跳ね返ってきます。

自分が怒れば、取り返しのつかないことを、やってしまいかねません。

人には、それぞれ怒りのトリガーポイントがあります。

家族や同僚などのトリガーポイントは、よく観察して把握しておきましょう。

自分が怒らないようにするには、どうすればよいのでしょうか。

禅や瞑想などの修行は、怒りを少なくするためのものでもあります。

しかし、禅や瞑想をしていたからといって、怒りが無くなるわけではありません。

怒りはエネルギーであり、上手くコントロールできれば、成功への大きな原動力となるでしょう。

いじめられっ子が、やがて柔道や空手のチャンピオンになることがあります。

これらは、怒りを相手に向けずに武道の修行に向けたからですね。

怒りをコントロールできる人は、滅多にいません。

昨今、話題になっている煽り運転などは、典型例です。

割り込まれたとか、前の車が遅いとか、クラクションを鳴らされたとか、切っ掛けは、その程度のことですよ。

ニュースで観ている側としては、「バカだなあ」 という感じですが、当事者は違います。

割り込まれた瞬間、怒りは頂点に達し、相手を罰しなくては気が済みません。

瞬間、怒りを覚えても、納めることができれば、平穏無事な日々が続きます。

怒りにまかせて煽ったら、事件へ、そして服役へ、出所後は損害賠償と、惨めに生涯を閉じることになります。

「許す」 感覚が、大事です。

許すというのは、受け入れることです。

日頃から、自分に起きたことを受け入れる練習をしましょう。

偉そうに言う私も、今は、この修行の真っ最中です。

理不尽なものも、全て、「一旦」 は受け入れる様にしています。

そうしていると、怒りが「10」 になっても、1秒後には「6」 位まで、10秒後には「3」 位までに収まるようになってきました。

「0」 には、なりませんが。

何事もなく怒りを収めるのは、結局は、自分のためです。

でも、理不尽なことをため込むと、どこかで爆発してしまいますから、注意しましょう。

毎日、神様に愚痴を聞いてもらって、解決策を示して頂けば、大丈夫です。

身の回りに起きることは全て、御魂の修行メニューです。