臨死体験には、共通しているものがあります。
自分の身体を、上の方から見ている。
集まっている家族に話しかけても、気づいてもらえない。
トンネルのような所を、通り抜ける。
川。
お花畑。
既に亡くなっている人との邂逅。
「ここへ来るのは、まだ早い」 と言われて、気がついたら肉体に戻っている。
こんな感じでしょうか。
どの人も、死ぬ瞬間の苦しみについては語っていません。
生きている時と、死んでからは、意識が連続しているのですね。
ですから、不慮の事故や事件で、突然亡くなった人は、自分が死んだことに気付かない場合があります。
それで、浮遊霊とか地縛霊とかに、なってしまいます。
守護霊さんがしっかりしていれば、ちゃんとあの世へ導かれるのですが。
そうではない守護霊も、時々いるようです。
葬式は、亡くなった人に死を自覚させる機会でもあります。
木内鶴彦さんは、臨死体験を複数回経験しています。
彼によると、臨死体験中には、場所だけではなく時間の制約もなくなるそうです。
好きな時代の好きな場所に行って、歴史を確かめてきたりしています。
過去の自分を見てきたりして、結構、楽しそうです。
でも、進んで、臨死体験しようとはしないでください。
戻ってこれる保証は、ありませんから。
亡くなって四十九日間は、この世に留まります。
その間に、時空を超えて、様々な場所に行けるのですよ。
歴史上の有名人を観に行ったり、邪馬台国がどこにあったのかも、確かめに行けます。
もちろん、未来にも。
こんな事を考えていると、死に対する恐怖が無くなってきますね。
やはり、死後の世界 ( 死んだ後も意識があること ) を信じる方が、「お得」 です。